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413: 名無しさん@お腹いっぱい。 2014/03/07(金) 13:01:35.69 ID:7BfYs36c0.net
>>1
>日本が開戦した原因ともいわれるこの人物について語れ!

たいそうな話になってるんだが、
別に辻さんだけが原因じゃないしねえ・・
語れと云われても。

414: 名無しさん@お腹いっぱい。 2014/03/08(土) 21:43:13.26 ID:inT6bfhZ0.net
>>413
海軍が真珠湾やるなら陸軍はもっと派手にやるといって

太平洋、東南アジアに兵力ばらまくような作戦やったアホだからなw

5: 名無しさん@お腹いっぱい。 2010/10/26(火) 19:50:49 ID:bLHkQzjr0.net
辻は牟田口と違って人望だけはあったみたいだな。
軍人としてはアレだが人間として腐ってるというわけではなかったのだろう。

6: 名無しさん@お腹いっぱい。 2010/10/26(火) 19:53:40 ID:8p7gItHV0.net
人間としても腐っているよ。こういうのが、一番たちが悪く、かつ現在もそういう人間がいるという意味で害悪だ。

まあ、小学校の教頭としてなら有能と言って良いだろうが。

7: 名無しさん@お腹いっぱい。 2010/10/26(火) 20:28:30 ID:Ao4f5nSz0.net
でも三笠宮殿下は私淑していたな。

教練の時とかに率先垂範して
生徒と苦労を共にするので、
そういう一面だけに接した人だと
熱烈な信奉者になったりする。

9: 名無しさん@お腹いっぱい。 2010/10/26(火) 21:25:27 ID:Llxe3kqBO.net
(-"ー;)生きて虜囚の辱めを受け無いはずなのに
作戦責任を取って割腹自決すれば評価しても良かっただろう

10: 名無しさん@お腹いっぱい。 2010/10/26(火) 22:17:36 ID:nxQg2ypZ0.net
こいつをはじめ、戦後、表舞台に出しゃばってきた元軍人は
その元軍人連から総じて評判が悪い
辻政信、源田実、瀬島龍三…等々

13: 名無しさん@お腹いっぱい。 2010/10/28(木) 18:46:57 ID:2/h+0EqX0.net
参謀は軍官僚の典型。
昔も今も官僚は責任を取りません。

14: 名無しさん@お腹いっぱい。 2010/10/28(木) 19:11:19 ID:giy+hKGn0.net
まあ国民以上の政治家や官僚は出て来ないとも言うしねw

15: 名無しさん@お腹いっぱい。 2010/10/28(木) 19:43:23 ID:V1K4Wvz50.net
辻も時代が日露戦争の頃ならば松川敏胤の如く名参謀として活躍していただろう。
全ては生まれた時代が悪かったのだ。

17: 名無しさん@お腹いっぱい。 2010/11/04(木) 11:45:46 ID:2VN3wSxj0.net
>>15
それはないw

28: 名無しさん@お腹いっぱい。 2010/12/04(土) 09:01:42 ID:MUXOr3Ki0.net
>>15
ねーよwww寝言は寝ているときに言えww

16: 名無しさん@お腹いっぱい。 2010/10/28(木) 22:29:55 ID:2/h+0EqX0.net
ご冗談をw
戦国時代ならの間違いだろ。

18: 名無しさん@お腹いっぱい。 2010/11/04(木) 13:03:21 ID:Az0e9AnU0.net
怪我した部下を背負って逃げたという話もあるんだっけ?
俺は糞だと思うけど、熱烈な信奉者もいたんだろうな

19: 名無しさん@お腹いっぱい。 2010/11/04(木) 14:24:38 ID:2VN3wSxj0.net
>>18
怪我じゃなくノモンハン事変(ハルハ川戦争(ソ連、モンゴル側の呼称)
の時、全滅した部隊の遺体を背負って帰ってきたときのことだろうと思う。

作戦指導したのは辻政信で国境紛争の対応も辻が策定したものだから
辻の宣伝にだまされるなよw

20: 名無しさん@お腹いっぱい。 2010/11/04(木) 18:09:30 ID:9JG+h3He0.net
司馬遼太郎がノモンハンのコトを調べておきながら、小説を書けなかったというのは
やはり辻とその信奉者がいたからなのかな?

21: 名無しさん@お腹いっぱい。 2010/11/04(木) 19:12:40 ID:leylWwjx0.net
違う、あることをして須見に嫌われたから

29: 名無しさん@お腹いっぱい。 2010/12/05(日) 22:26:56 ID:ioqgvvon0.net
辻も相当なバカだが、辻マンセー、悪口は許さないという信奉者も相当なバカだ。

30: 名無しさん@お腹いっぱい。 2010/12/11(土) 03:41:57 ID:rI/+zZiC0.net
>>29
辻を中傷してる側がバカに見えますが?

31: 名無しさん@お腹いっぱい。 2010/12/11(土) 23:23:24 ID:8+FebP490.net
↑こいつ相当にバカwww

事実を指摘してどこが悪い

34: 名無しさん@お腹いっぱい。 2010/12/23(木) 01:52:36 ID:vdStxsMH0.net
有馬哲夫 『大本営参謀は戦後何と戦ったのか』

これは凄いね。服部卓四郎や辻政信の戦後のコトが書いている。
以前、彼らのクーデータ話がCIAの公開極秘文書から明らかにされたが、公開文書全体を調べまとめ上げた本だ。
この本では、そのクーデターは辻のブラフだと結論づけている。

中国国民党から日本に帰国し、「日本義勇軍」を台湾とインドシナに作り、兵員を送る工作をしていた辻。
その工作を1度で止め、児玉にかくまわれ空軍情報部OSIにリクルートされるも、ベストセラー作家として有名人に
なっていく辻。

辻は、服部に保安隊(自衛隊・警察予備隊の前身)がアメリカの走狗にならないよう忠告。
また、「第三次大戦アメリカ必負論」を展開する。有名人になった辻をアメリカは制御できなくなっていく。
しかし、そこでソ連が勝つことを論じたものの、実際にソ連に行き、それだけの力がないことを看破・転向する。

ソ連では、ノモンハンで戦ったジェーコフと密会。ジェーコフは辻の著書を読んでおり、ジェーコフと千島と
樺太の返還・抑留者の返還を約束する。また、在日米軍の情報などを話し合った。(返還の見返り?)
辻はジェーコフとフルシチョフのいずれかが次の政権を担うと見た。(実際、彼ら2人で次の政権が争われた)

などなど、辻・服部ファンには読み応えバツグン。著者が推理した部分も多々あるが、実際にCIAの極秘文書に
明記されていたきちんとソースがある部分だけでも結構な情報量だ。

35: 名無しさん@お腹いっぱい。 2010/12/23(木) 16:10:39 ID:a2zF/sU90.net
戦後占領軍は国民の憎悪を軍人に向けるためにあらゆる洗脳工作をしたと言うが
辻に関しても全肯定などは出来ないものの、そういった側面を割り引いて考える必要があるかもしれない。


36: 名無しさん@お腹いっぱい。 2010/12/23(木) 21:56:29 ID:vdStxsMH0.net
>>35
『大本営参謀は戦後何と戦ったのか』 によると、GHQにも組織による違いがあり、民政局などは左翼的なモノを容認
して、戦前の軍国主義を忌避した。吉田首相も反軍閥だった。

ところが、GHQ参謀第2部のウイロビーはむしろ軍閥的なモノを好み、旧軍の軍閥を諜報機関に多用した。下手をする
と、自衛隊幹部に服部卓四郎の部下がそのまま居座る事態になっていたわけだ。吉田首相が反対して、それが阻止され、
ウイロビーの帰国によって完全にそれはできなくなった。だから、あのクーデター話が出てくるわけだな。辻は冷静に
駄目と言っているが、普段の猪突猛進的言動と違うのでむしろアメリカの方が驚いていたりする。

ただ、何人かの服部の部下は自衛隊創設時に幹部に潜り込ませることには成功したようだが。

38: 名無しさん@お腹いっぱい。 2010/12/29(水) 07:30:32 ID:FhLXk8jk0.net
一将校としては見上げた人物。
しかし参謀にはまったくふさわしくない人だったみたい。
そんな奴を参謀にした人事のミス。

多分、「無能で熱心」なタイプじゃないかな。
まわりも自分自身も「スゴい」と勘違いしていた。
それが帝国にとっての悲劇になった。

49: 名無しさん@お腹いっぱい。 2011/02/17(木) 06:14:43 ID:laxmpqri0.net
参議院全国区に出て3位当選とかするんだよな。
ほとんど人気投票と変わらぬ参議院全国区、辻に投票した日本人って一体何なんでしょ?
敗戦なんかにちっとも懲りてなかったんじゃねーの?

50: 名無しさん@お腹いっぱい。 2011/02/17(木) 19:20:27 ID:vERVkRY20.net
公開されたCIAの機密文書によると、CIAは当時「辻の信奉者や元部下の陸軍出身者による組織的投票」
と見ていたようだね。

52: 名無しさん@お腹いっぱい。 2011/02/17(木) 21:09:47 ID:vERVkRY20.net
問題は、それらが国会議員に当選させてしまうくらいの人数がいたことであるし
かつ、自衛隊創設時に自衛隊内部に結構な数のシンパを潜り込ませることに成功していたこと。
旧軍そのものの構造が自衛隊に引き継がれることになった。

戦前、情報の扱い方があまりに酷くて幻滅した情報将校が、戦後自衛隊にはいると同じような
情報の扱い方をしていたのに憤慨して自衛隊を辞めた人さえいる。

例のビデオだって、笑い事じゃない。Winnyで漏洩した情報も多々ある。何なんだろうな。いったい。

55: 名無しさん@お腹いっぱい。 2011/02/21(月) 01:11:42.38 ID:xKL8la/DO.net
なんか辻を少しでも擁護したら罵倒されそうで、まともな議論できる雰囲気じゃないな。

が、それでも敢えて言うと、辻は他人が背負うべき罪まで背負わされている面が多々あると思う。その最たる部分は、やはり
参謀統帥に関する部分だろうね。辻が立案した作戦は、何でもかんでも辻の責任にされてるけど、それを決済した指揮官なり
上司なりの責任はないのかと。めくら印押すのが云々なんて低次元な話じゃない。問題は、自分の企図に反する策案はつっかえ
すって方法で、ちゃんと自分の方針を反映させているのに、採用案はめくら印である事をもって「全部参謀が勝手にやった」
事にしてる部分。田中なんぞは、負傷から復帰した直後の辻に「さすがの辻も一発食らったら弱気になる」なんて面罵して
まで消極案(現在の目で見れば「常識」案だが)を潰している。辻に厳しい評価をしている堀も、この辺の事は辻に同情的だ
けど、やっぱり何でもかんでも参謀の責任って風潮に嫌気さしてたんだろうな。

正直、辻の「参謀に責任なし」って言葉は真意が理解されてないと思う。

56: 名無しさん@お腹いっぱい。 2011/02/21(月) 01:23:58.99 ID:Lg7HcPSV0.net
>>55
そういう冷静な考えは別に良いんじゃないのかな?参考になるし。

ただ、どうしても辻は悪行が凄すぎて、確かに冷静な判断できない部分が多々あるのやも知れないなあ。

57: 名無しさん@お腹いっぱい。 2011/02/21(月) 18:24:14.51 ID:9ICAb2bI0.net
>>55
偏向的な辻擁護が入っていない、冷静な分析や文章ならいいと思う。

58: 名無しさん@お腹いっぱい。 2011/02/23(水) 16:39:26.57 ID:uVqTTfcI0.net
>>55
辻のやった悪行は悪行として、その何パーセントが彼個人の指向や資質によるもので、
後の何パーセントが帝国陸軍そのものの組織や制度に起因するものなのかを
冷静に見つめる視点が必要だよね。


前に読んだ何かの本で、終戦間際に和平派の予備役将軍が「どうすれば今の日本軍を
立て直すことが出来るか」と問われたときに、「林銑十郎を死刑にしなければならん」と答えた、
ってエピソードが記憶に残ってる。

満州事変の時、謀略で事を起こしたとはいえ表面的には中国側の攻撃を迎え撃ったという
体裁を取った関東軍首脳の本庄・板垣・石原らの処罰は難しいにしても、林の場合は
管轄外の朝鮮軍司令官だったわけで、それが中央(建前上は天皇陛下)の指示もなく
独断で国境を越えて軍を動かしたわけで、本来だったら陸軍刑法に照らして死刑になって
いなければならなかった。

それが満州全体の軍事占領という果実を前にぶら下げられたら諸手を挙げて大歓迎した
陸軍中央の態度を見て、「陸軍刑法や国際法を無視しても、戦果を上げればお咎め無しだ」
という考え方の軍人たちを山ほど生み出してしまった。

辻もまたそのうちの一人のなのであって、問題は彼がああした行動を取ってもそれを掣肘する
事の出来る論理が軍内部に確立していなかったことの方にあると思う。

59: 名無しさん@お腹いっぱい。 2011/02/24(木) 18:07:50.14 ID:pbEqSrBP0.net
>>58
何パーセントって言い方はちょっとアレだけど、着眼点自体は非常に
重要だと思う。比喩的表現としてではなく、より実際的意味合いとして
辻は日本陸軍(ひいては日本という国家)に育てられたんだよね。
しかも、当時の価値観としては最優等の部類に入る人材だった。

第一線部隊長としては勇猛かつ優秀、参謀としても知謀湧くが如し
の俊英、しかも、火力戦闘に関する見解は、当時の主流派とは少々
異なった見解の持ち主で、現在の目から見たら比較的常識的な
部類(方向性は間違っていないが、定量的な部分で見積が甘い)、
下級者に対する態度も、高圧的ではあるが一方的に押さえつける
よりは「相手に考えさせて同意させる」方法を使うことが多かった。
(もっとも、それが山本七平言う所の「アントニーの詐術」的部分が
あることも否定できないが)
彼に心酔する人が多数出てくるのも、別にその人たちが盲目だから
ではなく、ちゃんと故あってのことなんだよね。

辻批判の中核を為す部分は、やはり参謀統帥になるかとおもうけど、
ちょっと長くなったんで続く。

61: 名無しさん@お腹いっぱい。 2011/02/24(木) 19:48:11.38 ID:pbEqSrBP0.net
>>59続き

参謀統帥は辻に限らず日本陸軍の宿痾として語られるけど、
それを助長した要因は3つあると思う。
一つ目は「草莽の臣」思想、二つ目は訓令戦術に基づく独断専行の推奨、
最後は「目的意識無き成功体験への盲従」が大山・児玉コンビを理想と
してしまったこと、この三点だと思う。

一つ目は、言うまでもなく幕政を揺るがすほどの大きな思想で、これは
後の世の515や226の将校たちにも濃厚に受け継がれた思想だけど、
敷衍して言ってしまうと「自分の仕える相手が欲することを、言われなく
ともやる」って事になる。一見すると自分勝手やるための無茶苦茶な論理
に見えるけど、実際には日本全体に蔓延している考えだってのはみんな
感じてるところだと思う。「最近の若い者は言われたことしかやらない。自分
で考えて動かない」なんて台詞が普通に使われてるしね。

二つ目は、元々一人の将軍が全て掌握できる範囲で戦闘していたのが
複数の戦場に分かれて戦闘するようになり(この現象自体は、時計の発達
により見えない範囲の部隊の行動を統制できるようになったからだが。)、
状況の変転に即応しうるように、目的を明示してその他は隷下部隊長に
自主裁量の余地を与えるってものが本来の意味での「独断専行」だったのが、
いつしか目的自体を下の者が考えるようになってしまった、と。
しかも、本来独断専行は部隊長に付与されている権限であるにも関わらず、
参謀職に就く者は部隊勤務を経験すべしというドイツから輸入した制度のお
かげで、参謀職にある者も独断専行の気風が養われた、と。

62: 名無しさん@お腹いっぱい。 2011/02/24(木) 20:01:18.96 ID:pbEqSrBP0.net
>>61続き

三つ目は、例えば日本海軍が本来「後方連絡線確保のための手段」である
艦隊決戦による敵撃滅を、その目的である「後方連絡線の確保」を忘れ去って
艦隊決戦という手段のみを「成功体験」として金科玉条のごとく奉ってしまった
ように、日本陸軍は大山・児玉コンビは元来「切れ者の大山が、敢えて児玉以下
の幕僚が仕事しやすいように昼行灯を装った」のを、単純に「指揮官は盲印を
押すのが理想」としてしまった所に問題があると。
言葉を換えると、「大物は部下の自主性を尊重」するが「部下の自主性を尊重する
のが大物とは限らない」という所か。


参謀統帥下での意志決定に関しては、>>55でも少し語ったけど、実はちゃんと
コントロールしておきながら「参謀が勝手にやった」的な言われ方してるのに関して
もっと言いたいことがあるが、とりあえずターンA観るのに忙しいんでまた次の機会に。

66: 名無しさん@お腹いっぱい。 2011/02/26(土) 01:11:43.76 ID:0v04DfHM0.net
>>61
>「草莽の臣」思想

こうした考え方も確かにあったんだけど、陸軍の暴走をもたらしたものは
より実態に即して言うと「君側の奸を取り除く」という思想じゃないだろうか。

今現在の政治や軍事のあり方は間違っている、これは天皇の側にいる側近や重臣が
誤った政策をとっているからで、それを取り除いて本来の正しい姿に戻さなければ
ならない、という発想。

上に立っている人間は、正確な情報が下から上がってこないせいで間違った行動を
とってしまう。だからより正確な情報を把握している、下部組織の実務者レベルの
考えていることの方が正しい。こういう発想の元に、省部の部課長レベルの人間達が
勝手に動き回って政策を決定するようになってしまった、って部分があると思う。

84: 名無しさん@お腹いっぱい。 2011/08/13(土) 06:40:01.86 ID:pApW/K5N0.net
辻閣下からは不思議な魅力を感じる!!
って爺ちゃんが生前言ってた

85: 名無しさん@お腹いっぱい。 2011/08/16(火) 13:22:56.76 ID:wKbx7EH00.net
下士官や兵と一緒に最前線へ行き、敵弾の前にその身を晒すという「率先垂範」を
口先だけじゃなくて本当に実行した参謀なんてそうそういるもんじゃないから、
そういう姿を目の当たりにした人間が感銘を受けるというのは充分にあり得ることだと思う。

だから彼を批判する人でも、「野戦指揮官としては超一流」という評価をする場合もある。

問題は、そうした軍人としての素晴らしい資質と業績も、陰謀を巡らして人を貶めたり、
命令権がないのに勝手に偽命令を出して独断専行したのに責任を取らなかったりという、
数多くの問題点に伴う悪評の方が大きい。

また無謀な作戦指令を出していた頃の大本営参謀として、国の進路を誤らせたりという
本質的な影響の大きさからも、その非を指弾する声がどうしても大きくなってしまうのは
やむを得ないことだと思う。

92: 名無しさん@お腹いっぱい。 2011/11/04(金) 08:21:35.19 ID:9QOsPxo80.net
辻政信は貧しい炭焼きの子に生まれたので中学には進学できず
学費のかからない陸軍幼年学校に入ったとよく2ちゃんねるで言われてるけど
陸軍幼年学校は中学の約4倍の授業料がかかったらしいね



101: 名無しさん@お腹いっぱい。 2011/12/12(月) 18:21:06.53 ID:I7Yhg66i0.net
>>92
俺もそれが不思議。郷土の篤志家の援助でも得られたのかな。
しかしそんな篤志家の話なんか聞いたこともないな。
ちなみに大正期に陸軍教育総監は「幼年学校は救貧機関に非ず」と言い
「学費を滞納する者は容赦なく退校させろ」と指示したそうだ。

103: 名無しさん@お腹いっぱい。 2011/12/13(火) 03:38:33.73 ID:XypW3hCc0.net
>>101
辻って地元の地主の隠し子説があったような…


125: 名無しさん@お腹いっぱい。 2012/03/10(土) 14:46:39.81 ID:rIfZyQ550.net
日本型エリート、日本型参謀の典型例という見方をオレはしてるよ。
現場を知らないまたは知ったつもりになって独善的な判断してはイケナイという自省を込めて。

ただ、兵士としての戦場感というか「弾幕には波がある」というのは十分に尊敬の対象たりうる。

130: 名無しさん@お腹いっぱい。 2012/03/30(金) 21:39:11.55 ID:mQv3qYRp0.net
ノモンハン事件は、圧倒的な日本の優勢であった。辻は戦闘をやめる気は無かったが、
中央の指示でやむなく停戦した。対ソ戦略は間違っていなかったと、辻は多いに満足
した。

因みに、日本側の被害は2万人、ソ連側の被害は3万人近かった。圧倒的にソ連の劣勢だったのである。
ノモンハン事件に関する「ソ連の最新戦車投入で日本が圧倒的に不利になった」という
嘘を信じてはならない。ソ連の最新戦車は最初からいたのだ。




131: 名無しさん@お腹いっぱい。 2012/03/30(金) 21:43:28.61 ID:bLXrp6LX0.net
辻はノモンハンの和平交渉を妨害したからな。
和平交渉に応じるなという脅しを個人的にあいて外交官にかけたw

その間、絶望的な状況で兵士たちはどんどん死んでいったわけだ。

その後、辻の著作『ノモンハン』ではこの和平交渉のコトが延々描かれて、読者ははあ?って
思うのだが、辻の思考の一端がこの事実からも分かる。

132: 名無しさん@お腹いっぱい。 2012/03/31(土) 06:27:34.96 ID:MQscSEUr0.net
弾幕の話は、機銃や迫の間隙を見つけるのが他よりも上手かったってこと

なぜなら第一次上海事変以来どこからしらで戦闘してるから
兵士としての戦場勘は冴えていって「辻さんスゲーッ」

以来、精神力万能に拍車が・・・

134: 名無しさん@お腹いっぱい。 2012/03/31(土) 16:06:15.39 ID:RDvvahf50.net
単純なクラスター錯覚と言えるモノなのかどうかは何とも言えない。

敵側の陣地から聞こえてくる微妙な物音とか、相手側指揮官の攻撃を加える際のクセやパターンを観察して、
ある程度の見当を付ける事は必ずしも不可能だとは限らない。

あと、戦場では一瞬の判断の迷いが取り返しのつかない場面を招くことがあるから、
「進む」「退く」というののどちらを選んでも損害を最小化するのに役に立つけど
「迷う」というのが致命的な選択ミスとなることもある。

辻のように「迷わない」タイプの人間が野戦指揮官に向いているというのは、
そういう部分を評価しての事って面もあるんじゃないかと思う。

146: 名無しさん@お腹いっぱい。 2012/04/04(水) 16:27:51.41 ID:09D+Zed90.net
戦後の著作にも「兵は拙速を尊ぶ…」ってコトだけを何度も引用しているな。

つまり、裏がえせば…「指揮のまずいトコは反省しませんよ」ってコトかいなw
酷いモンだ。

148: 名無しさん@お腹いっぱい。 2012/04/07(土) 17:54:33.53 ID:P24c9W8C0.net
>>146
それはそのとおりだが、ノモンハン事変の時慌てて速射砲かき集めたり
作戦面での手落ちが酷い。その上軍令違反でタムスク空爆してるし。

147: 名無しさん@お腹いっぱい。 2012/04/05(木) 00:22:50.11 ID:R0FZ+p3D0.net
結局、どこまでいっても「現場の一指揮官」のメンタリティのままで押し通した人間なんだよな。
こういうのが大本営の作戦課という、戦争の全体の方向を左右する部署に付けられたことが
大日本帝国陸軍の最大の悲劇だった。

149: 名無しさん@お腹いっぱい。 2012/04/12(木) 21:44:37.80 ID:T9U85YTi0.net
辻を語るならその庇護者だった服部卓四郎も語らんとな
辻がヘマやらかして失脚しても、服部がすぐ呼び戻すってパターンだから

150: 名無しさん@お腹いっぱい。 2012/04/13(金) 22:58:07.70 ID:62XBpnGr0.net
>>149
ある意味、人でなしのゴミクズ同士、よくお似合いのコンビだと思う。
半藤先生、保阪先生によって人格は完全に否定されているけどね。

153: 名無しさん@お腹いっぱい。 2012/04/18(水) 20:20:47.48 ID:DtQcM4EG0.net
>>151
佐官の二人の画策で開戦までいける日本て
明治憲法はやっぱ問題だったか

155: 名無しさん@お腹いっぱい。 2012/04/20(金) 07:57:59.29 ID:dBQWWHKp0.net
>>153
日本は上が気に入れば、佐官クラスもあればかなり大胆なことができるからね。
厳密な意味でのトップダウンではない。しかもこれも1000年以上の伝統だ。
それがマイナス側に思いっきり働いたのが、服部と辻だろう。

152: 名無しさん@お腹いっぱい。 2012/04/14(土) 09:11:47.89 ID:JQIirqSt0.net
服部卓四郎は戦後も酷い。戦前の反省全く無しで、戦後も自衛隊に自分の息がかかった者を
多数自衛隊に入れようと画策していたからな。

なぜか、アメリカGHQのウイロビーに信用され重用される服部卓四郎…。ウイロビーも妙な
人で、独裁者を好んだとか。おおっぴらには口に出さないけど、ヒットラー的な人を好んだ。

仕舞いには吉田首相にその計画を潰されると、クーデターすら画策するありさま。

157: 名無しさん@お腹いっぱい。 2012/04/24(火) 03:20:43.96 ID:d2cZ60Hr0.net
辻の使い方を陸軍は誤った
能力だけは抜きんでた人物(勿論全てでは無いし長所の裏返しの短所も有り)
実戦部隊長ならまさに適任、参謀でも具体的な事には強いから使いこなせる上司がいたら長所も生きたろう
現実には引きずられる上司ばかり
比喩的に言えば悍馬だと思う

158: 名無しさん@お腹いっぱい。 2012/04/24(火) 10:44:38.53 ID:aK5SaW7B0.net
>>157
そういう辻が出世できるような環境を整えた無能な上司群の存在こそが、陸軍の癌だった。

冷静で穏健な発想の持ち主が左遷させたりして中央から追い出され、無謀な猪突猛進こそを
良しとする人間のみが生き残るという構造。かつ、責任を取ることを徹底して忌避するような
卑怯者の方が長く権力を振るい続けられるような体制がそれを助長した。

辻の悪評ってのは煎じ詰めて言えば「陸軍の宿痾の体現」ってものであって、
そもそもがああいう人間を良しとするような空気を持つ組織を作り上げた
陸軍という組織の問題なのだろうと思う。

159: 名無しさん@お腹いっぱい。 2012/04/25(水) 03:54:48.67 ID:lIViIqGK0.net
>>158
概ね同意だが
辻は下の者に対する統率力も抜群で軍事戦略にも明るく敢闘精神も旺盛
並の上司ではとても立ち打ち出来ない
彼の人事考課を見ると長所は認めつつも統制逸脱の傾向で辛い評価が多いが・・・

161: 名無しさん@お腹いっぱい。 2012/04/26(木) 20:16:28.93 ID:4pKygN590.net
熱血中隊長かせいぜい大隊長レベルだったら害悪も限定的だったのにな

175: 名無しさん@お腹いっぱい。 2012/08/01(水) 09:20:40.71 ID:nmJPHYGj0.net
戦争をするのが楽しくて楽しくて仕方がなかったってタイプの人間だったんだろう。
大勢の人間を引き連れて切った張ったするのが楽しくてしょうがないって人って、
けっこう多かったりするし。

そういう人間はそれはそれで使いようもあるんだけど、国家の枢機にいられて国の進路や舵取りに影響を及ぼされると
とんでもないハメになる。

176: 名無しさん@お腹いっぱい。 2012/08/04(土) 18:47:14.55 ID:/9lIQgp/0.net
>>175
戦場の緊張状態とか圧迫感にいる時が本当の自分だって言い張ってたからなw
神経ぶち切れてるとしか思えない。

177: 名無しさん@お腹いっぱい。 2012/08/05(日) 07:56:45.29 ID:u0i4Zb9j0.net
>>176
まぁ、ヤクザ組織の下っ端の武闘派とかにもその手の血の気の多い手合いってのは相応の数がいて、
それなりに良くある性格類型でそう珍しいモンでもないんだけど、戦前の陸軍の場合はこういうのが
作戦立案や戦略会議とかに口を挟んでくるような状態だったの致命的だったね。

鉄砲玉は鉄砲玉らしく現場で暴れ回ってりゃいいのに、組織の中枢に入り込んでくるもんだから
組織自体が無軌道に陥っちゃって迷走したあげくに自壊しちゃった。

182: 名無しさん@お腹いっぱい。 2012/10/11(木) 17:07:15.16 ID:lqUMbKOV0.net
銅像の建立はもちろん政治家になってからの地元に対しての功績、だよねえ。

190: 名無しさん@お腹いっぱい。 2013/02/09(土) 09:51:29.65 ID:a4eXJKLt0.net
>>189
故郷の恥さらしとして思いっきり嫌われている。
そもそも辻のあの威張り腐った銅像自体が、半藤さんが制作に
絡んでおり、二度と故郷からあんな恥知らずが出ないように、と
願いを込めて作られたらしい。

192: 名無しさん@お腹いっぱい。 2013/02/10(日) 05:53:01.70 ID:olhsGJP30.net
戦前も戦後も組織や民衆が認める有能な成功者だよね?

194: 名無しさん@お腹いっぱい。 2013/02/10(日) 16:32:49.44 ID:olhsGJP30.net
>>193
常に組織で評価されるような正義を行って支持を得てきてきたしね。
言いくるめられるってのも少し違うかと。
要ははその場のニーズに答え続けて望まれ続けることが出来た高性能な人材。

195: 名無しさん@お腹いっぱい。 2013/02/10(日) 17:11:40.60 ID:QKgyOe800.net
まあ、正直言って歴史に残る名作、ノモンハンの夏を出された段階で、辻の評価は
地に堕ちたと思って間違いないだろう。

196: 名無しさん@お腹いっぱい。 2013/02/10(日) 18:13:51.15 ID:olhsGJP30.net
>>195
結果論ではどうとでも言えるけどね。
リアルタイムではほぼ勝ち組。

今も辻みたいに組織に順応した巧者が組織で出世しまくっているんだろうなって発想をしないと。

197: 名無しさん@お腹いっぱい。 2013/02/10(日) 19:04:13.79 ID:XKq5tkOE0.net
旧日本陸軍という、奇妙なお役所だけで順応・成功した人間だから
あまり参考にはならんな

198: 名無しさん@お腹いっぱい。 2013/02/10(日) 19:06:37.33 ID:olhsGJP30.net
>>197
君は戦後の民衆の支持を知らんと見える。

200: 名無しさん@お腹いっぱい。 2013/02/10(日) 19:37:51.07 ID:XKq5tkOE0.net
>>198
終戦直後の石川県民の支持な
全国的にも陸軍の有名人ということで、ある程度の支持はあったが、それが限界。
結局は時代に取り残されて、ああいう最後を遂げてしまった。

環境への適合というなら(これも大嫌いな人物だが)瀬島の足元にも及ばない

205: 名無しさん@お腹いっぱい。 2013/02/16(土) 07:17:56.24 ID:DicymVyy0.net
辻の恐ろしいところはあれで部下の兵士に大人気なところ
まさか前線で自分達と一緒に矢玉くぐってる人間が
無茶な作戦立てた参謀サマ張本人とは思わんからなw

247: 名無しさん@お腹いっぱい。 2013/03/25(月) 21:07:52.83 ID:Ho9tirix0.net
辻が本当に南進論を唱えて南部仏印進駐に関わった
というのであれば、なんでもいいからその証拠を出せ。
説得力があるならば何でも良い。

とにかく半藤の小説では話にならん。

誹謗中傷目的のくだらん書き込みしか無いだろが。
まずはこの件に白黒決着を付ける必用がある。

248: 名無しさん@お腹いっぱい。 2013/03/25(月) 22:28:47.22 ID:HxHq26t30.net
大体、辻は太平洋戦争直前は、台湾第82部隊第2課課長で「これだけ読めば戦は勝てる」って小冊子作っていただろ。
これって、南方戦の闘いのノウハウが書かれているんだよな。

南進論を唱えないでどうやってこんな書物作れるんだよw

284: 名無しさん@お腹いっぱい。 2013/07/01(月) NY:AN:NY.AN ID:LzeBQRI8O.net
本土で命令出すならまだしも、わざわざ最前線まで来るから対応に困る人みたいだね。あと南方にいた女性軍属を危ないから本土に帰らせたという話は本当?

286: 名無しさん@お腹いっぱい。 2013/07/02(火) NY:AN:NY.AN ID:Upt9XCwWO.net
>>285
別に辻を擁護するわけではないが、一応前線に来るだけでも他の高級参謀よりはマシなのよ。迷惑というか扱いにくい人で早く帰れとは言えないのがまたね。

287: 名無しさん@お腹いっぱい。 2013/07/03(水) NY:AN:NY.AN ID:vHvsvxyJO.net
元々参謀向きの人じゃなかったからね
盟友の服部と同じく前線指揮官向きの人だったと思う
服部も参謀としては大したことなかったが連隊長だと神レベルだったし

295: 名無しさん@お腹いっぱい。 2013/09/26(木) 12:59:16.21 ID:80+xy7Q7i.net
アメリカの機密文書なんか見ると、
連合国も辻を持て余してたようだな

296: 名無しさん@お腹いっぱい。 2013/10/12(土) 23:03:05.35 ID:7nHJVRlO0.net
CIA機密文章を読むと、本当に最後までしぶといんだよな。

でも、基本的に反米だから、元部下の児玉誉士夫にも良く思われなかったのかも…。
いや、児玉誉士夫もCIAのスパイとかやっていたけど、実は心の底は反米だったのかもね。

297: 名無しさん@お腹いっぱい。 2013/10/19(土) 12:41:29.57 ID:I3M6wE9i0.net
この人、意外に柔軟性があるというか失敗は失敗、無理は無理と認めて副案出せるよね。
もっと突撃一番な人かと思ってた
大戦も持久戦意外にとる手段はないと思ってたり、リアリストな面もある

298: 名無しさん@お腹いっぱい。 2013/10/19(土) 13:06:06.28 ID:5ZhAPq3U0.net
単に、師匠の石原莞爾の真似して大戦略でも立てているんじゃないの?
ポートモレスビー攻略の独断決行などの失敗してからそれを言っても、挽回できるんかいな?

334: 名無しさん@お腹いっぱい。 2013/12/23(月) 00:32:31.52 ID:vthKWNEb0.net
「十ヵ国と戦い、五ヵ国の弾が入っている」
というのが辻の口ぐせで、それをレントゲン写真に撮っており、
対談などのときにはしばしば持参した。

340: 名無しさん@お腹いっぱい。 2014/01/04(土) 18:38:53.29 ID:8J0oKs4d0.net
「俺の身体の中には六ヵ国の敵弾が入っているんだ。」
「最初は上海事変で中国の弾、つぎはノモンハンでソ連の弾・・・」
辻政信

常に最前線で命を賭けて戦っていた経歴を持つ辻政信を取材した、半藤一利談

341: 名無しさん@お腹いっぱい。 2014/01/04(土) 18:42:20.20 ID:8J0oKs4d0.net
「(辻参謀と)一緒に戦った兵隊さんはみんな褒めます。」
「参謀の中で辻ほど前線に出て行った人間はいないと」
半藤一利
http://awabi.2ch.sc/test/read.cgi/history2/1287984399/