no title
1: 世界@名無史さん 2006/03/27(月) 00:33:06 0
「この時代のことが知りたければこの本を読め」
「この歴史小説はおもしろい」
こういう情報交換をしてお互いの知識を高めあいませう。 
12: 世界@名無史さん 2006/03/29(水) 13:59:06 0
学研M文庫、グレッグ・L・シモンズ著、「南北戦争」がお薦め

14: 世界@名無史さん 2006/03/29(水) 21:23:42 0
犬養健 「揚子江は今も流れている」 
杉森久英「人われを漢奸と呼ぶ」を以前読んでいたが
相当部分を犬養著に負っていることがわかった
非常に面白く、汪兆銘ら和平派に対する同情を禁じえない
杉森著の解説者が「事実の誤りが非常に多く、文芸作品として読むべき」
と書いていたが、どの辺だろうか
犬養毅の息子である著者について検索するといろいろ出てきた
戦後造船疑獄で指揮権発動という汚名を残す
犬養道子や安藤和津らの父親(安藤については全然知らんかった)
この本に頻繁に出てくる和平工作の中心人物の影佐禎昭が
谷垣禎一財務大臣の母方の祖父だそうな

19: 世界@名無史さん 2006/03/29(水) 22:19:45 0
そんな>>14には、松本重治「上海時代」全三冊(中公文庫)もお勧め。
昭和史の重要人物の回想録であるこれ自体まさに巻を置く能わざる面白さだが、
さらに「揚子江」と多くの人物、事件が重なり、異なった視点から
歴史を眺めることが出来る。同著者の「近衛時代」(中公新書)もお勧め。

22: 世界@名無史さん 2006/03/30(木) 18:23:56 0
>>6-8
どもです。中古待ちか図書館あたってみます。

「フランス近代史 -ブルボン王朝から第五共和制へ-」ミネルヴァ書房
ちょっと高いけど入門書としてお勧め

23: 世界@名無史さん 2006/03/30(木) 18:37:41 0
「英仏百年戦争」 集英社新書 佐藤賢一著

とかくジャンヌ=ダルクのみがクローズアップされる百年戦争史だが
これを読むと、見方が大きく変わる。お奨め。

24: 世界@名無史さん 2006/03/30(木) 18:54:51 0
>>23
クセジュの『百年戦争』とどっちがいい?

29: 世界@名無史さん 2006/04/05(水) 22:16:34 0
武田龍夫 『嵐の中の北欧』 (中公文庫)
同じ著者の『物語北欧の歴史』(中公新書)は叙述密度が薄くて
いまいちの気がしたので、北欧4カ国の第二次大戦史のこの本を買う
あまり知られていない分野についての詳しすぎず、薄すぎず調度いい記述
章・節が比較的短く楽に読めて必要な知識が身に付く
平和主義イメージのあるフィンランド・スウェーデン・ノルウェー・デンマークが独ソ両大国に
挟まれ、どれほどの辛酸を舐めたかがよくわかる
通読した価値はあった

48: 世界@名無史さん 2006/04/15(土) 17:54:16 0
最近読んだのは
いまさらながら『毛沢東の私生活』
図書館で借りてパラパラ眺めてたが
この機会に文庫版を買って通読してみた
やはりずば抜けて面白い
毛の身辺記事と編集の手で加えられたであろう政治的背景解説の
組み合わせが絶妙
江青の基地外ぶりが想像以上だった
「毛路線への潜在的批判者」とされてきた周恩来への評価は
これを読むとやはり低くならざるを得ない
あと著者が汪東興派だった故のバイアスも感じなくは無い

53: 世界@名無史さん 2006/04/23(日) 02:23:08 0
軽い本で恐縮だが、「ミャンマーの柳生一族」は面白かったよ。
高島俊男に中国語の読み方を指摘されていながら、
「現地ミャンマー人はみんなそう読んでるから」と変えていないのが笑えた。

最近のミャンマーは、江戸時代とかぶるどころか、
大津京もブラジリアもびっくりの首都移転を始めてしまった。
なんとなくポル・ポトの強制移住を連想して気持ち悪い。

62: とてた ◆0Ot7ihccMU 2006/04/27(木) 22:33:45 0
>>53
ピンマナでしたか。
まだ作りかけなんですよね。

「古代アステカ王国」(増田義郎)

「マヤ文明」(石田英一郎)
しばらくぶりに再読。
古典ですがいいですね。

54: 世界@名無史さん 2006/04/23(日) 17:35:09 0
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480086153/249-2142059-5922718
アラブが見た十字軍

普段、欧州側からしか教科書で学ばない十字軍史を根底から覆す良書。
当時の年代記からの抜粋が主な内容だが読者を飽きさせない文章力には感心。

55: 世界@名無史さん 2006/04/23(日) 19:00:32 0
>>54
それ、よく良書として紹介されてるんだけど、
まず「ヨーロッパが見た十字軍」を把握してから『アラブが見た』を読みたいんだよね。
どなたか、十字軍の良書を紹介してください。

56: 世界@名無史さん 2006/04/23(日) 19:16:46 0
>>55
レジーヌ・ペルヌー女史の「十字軍の男たち」「十字軍の女たち」が
欧州側視点で書いた十字軍の本としては有名。
但し、作者のフランス贔屓がはっきりと文章に出ているのが難点だが
それを我慢すれば面白く読める。

61: 世界@名無史さん 2006/04/27(木) 22:15:05 0
>>55
欧州人が書く十字軍の本は如何にも
「俺らキリスト教徒側が正義で野蛮なムスリムは悪」という善悪史観が出て
公平に読めない。

57: 世界@名無史さん 2006/04/23(日) 20:06:34 0
フリードリッヒ2世をあれほど嫌悪感をもって描写する人も珍しい。

58: 世界@名無史さん 2006/04/23(日) 20:12:22 0
>>57
当時(十字軍時代)としてはルイ9世のような君主が理想像であって
イスラームと妥協したフリードリヒの姿勢は反感買って当然だったんだよ。

82: 世界@名無史さん 2006/05/13(土) 03:49:09 0
近世~近代の欧州について、特に当時の人々の暮らしぶりや考え方などが
わかる本でおすすめってありますか?
機械文明による生活の変化や、当時の人々がどう捉えていたか、とか、
伝統的価値観や迷信っぽいもの(魔法とか神話とか妖精さんとか)への影響、
といったことが、あまり堅苦しくなく、わかりやすく書いてある本が良いのですが。

86: 世界@名無史さん 2006/05/13(土) 21:44:37 0
>>82 かなり違うかも知れないが、 山本義隆「磁力と重力の発見」が良いかと。
あと、アルフレッド・クロスビー「数量化革命」

83: 世界@名無史さん 2006/05/13(土) 10:13:03 0
講談社 「怪帝ナポレオンⅢ世 第二帝政全史」 鹿島茂
2004年11月25日発行 ¥2800税別

陰謀家か?社会改革者か?19世紀パリ=夢の時代をつくった男の伝記
前代未聞の一代記ついに登場!
「アホで間抜けなナポレオンⅢ世」は大間違い!
花の都パリを造り、消費資本主義を生み出した皇帝は、
貧困根絶をめざした社会改革者であった!?
この摩訶不思議な人物の実像を徹底的に解明する!

84: 世界@名無史さん 2006/05/13(土) 18:18:58 0
それ前スレのラストの方で結構評判になってたね。

かくいう俺も前スレ見てすぐに読んだんだけど名作だぞそれ。
前スレの人とかぶっちゃうけどやっぱラスト。
セダンからの転落~崩御までは涙なしでは読めない。
ナポレオン三世のこと凄く誤解してたよ。おじの人気だけであれだけの事は出来ない。
やはり大フランスで皇帝になる人間は偉大だと改めて思った。

マジおすすめ

98: 世界@名無史さん 2006/05/17(水) 01:18:04 0
現代史大好き人間の自分としては、このあたり。

「オンリー・イエスタディ(1920年代アメリカ)」「シンス・イエスタディ(1930年代アメリカ)」ちくま書房 F.L.アレン
「アドルフ・ヒトラー」1~4 集英社文庫 ジョン・トーランド
「カウントダウン・ヒロシマ」早川書房 スティーブン・ウォーカー
「戦争の世界史」「殺戮の世界史」「分裂の世界史」祥伝社黄金文庫 A・L・サッチャー
「9.11 生死を分けた102分」文芸春秋 ジム・ドワイヤー&ケヴィン・フリン

105: 世界@名無史さん 2006/05/17(水) 22:47:04 0
>>98
「ザ・フィフティーズ 1950年代アメリカの光と影」はどうよ?

629: 世界@名無史さん 2007/05/31(木) 00:56:30 0
>>105
ものすごーく遅レスだが、ザ・フィフティーズ読みました。
ありがとうございました。

この1年の間で読んだ中で、一番面白かったのは「ムッソリーニを逮捕せよ」。
第2次世界大戦、イタリア降伏秘話。

630: 世界@名無史さん 2007/05/31(木) 22:58:57 0
>>629 次は「イタリア敗戦記」かな。

109: 世界@名無史さん 2006/05/20(土) 02:42:41 0
>>98 渋めの所を選んでみる。

「納得しなかった男」(高価! 図書館で)
「失われた革命-1950年代のアメリカ南部」
「要塞都市LA」
「現代アフリカの悲劇」
「チェチェン・やめられない紛争」

102: 世界@名無史さん 2006/05/17(水) 17:43:12 0
「ラストエンペラーでございます」上野香奈  新風舎
この本読んだ人いる?  
最近出たばかりみたいだけど、すげー面白かったよ。

125: 世界@名無史さん 2006/06/04(日) 20:50:17 0
ノルマン・コンクエスト以後の中世イギリス史で
お奨めの本があったら教えて下さい。

127: 世界@名無史さん 2006/06/04(日) 22:10:21 0
森護「英国王室史話」上下巻 中公文庫

131: 世界@名無史さん 2006/06/15(木) 21:18:21 0
マクニール世界史の世界史板での評価はどうでしょうか?
また初学者にも向きますでしょうか?
当方高校時代世界史1点(100点満点中)だった現在大学二回生です

132: 世界@名無史さん 2006/06/15(木) 21:20:57 0
マクニールは世界史の概説としては白眉だと思う

個々の事件より流れに重点を置いているので、
高校の教科書や参考書と併用するといいのではなかろうか

148: 世界@名無史さん 2006/07/12(水) 17:23:17 0
百年戦争(或いは十四世紀~十五世紀のヨーロッパ)においてどういった戦術がとられたとか
軍の構成とか軍勢の集め方等、軍事面について詳しく書かれた本ってなにかある?

149: 世界@名無史さん 2006/07/13(木) 00:27:14 0
>>148
『火器の誕生とヨーロッパの戦争』はどうだろ

173: 世界@名無史さん 2006/07/28(金) 14:09:40 0
定番でリデル=ハート「第一次世界大戦」「第二次世界大戦」は?

175: ◆ALSPlGAxzM 2006/07/28(金) 17:33:51 0
>>173
リデル・ハートは初学者にはお勧めできませんですな
もう余りにも古いよ、特に第一次世界大戦は

214: 世界@名無史さん 2006/08/20(日) 13:30:29 0
ちょっと古いけど「大国の興亡」ってどうですか?

221: ◆ALSPlGAxzM 2006/08/20(日) 17:54:47 0
>>214
良い本ですよ。

253: 世界@名無史さん 2006/09/06(水) 21:28:05 O
まったくの初心者なんですが、イスラム史の本で良いのありますか?

254: 世界@名無史さん 2006/09/06(水) 21:35:48 0
前嶋信次 講談社「イスラムの時代」、河出書房新社「イスラム世界」
アラブ時代までについては、丁度いいかも。エピソードが多いので読みやすい。
オスマントルコの前半だと、講談社 鈴木菫「オスマン帝国」が読みやすい。
ダイジェスト版っぽいものだと、中公新書「物語 中東の歴史」

オスマン後半や、イラン史、ムガル帝国、アラブ・スペイン、
11世紀以降の北アフリカについては、初心者向けの良書はみたことがない。


255: 世界@名無史さん 2006/09/06(水) 22:07:30 0
講談社選書メチエで「オスマンVSヨーロッパ」というのがあります
サクサク読めるので、予備知識のない人にはいいと思います
ただ帝国末期の記述はほとんどありません


265: 世界@名無史さん 2006/09/23(土) 18:45:51 0
世界史に興味を持ち始めた高1の初心者なんですけど
百年戦争を題材にしたおすすめの本ありますか?
あと、戦争物でおすすめの本も教えていただけますか?

266: 世界@名無史さん 2006/09/23(土) 18:55:20 0
邦文ではフィリップ・コンタミーヌの
「百年戦争」(白水社・文庫クセジュ)
がベストです。
コンタミーヌ氏は中世軍事史の権威ですので、
もっともバランスのとれた概説書としてお勧めです。

267: 世界@名無史さん 2006/09/23(土) 19:29:28 0
百年戦争については>>23-26あたりにもやりとりがあるね
コンタミーヌの『百年戦争』と佐藤賢一の『英仏百年戦争』が双璧といったところか?

271: 世界@名無史さん 2006/09/24(日) 00:49:53 0
最近、宋に興味が沸いてきたのでオススメ教えてください

273: 世界@名無史さん 2006/09/24(日) 12:27:54 0
>>271
義経の東アジア

278: 世界@名無史さん 2006/09/24(日) 23:54:21 0
アイルランドのケルト人がヴァイキングやノルマン人と戦った時代のことが
よくわかる本ないですか? お願いします。

279: 世界@名無史さん 2006/09/25(月) 18:58:26 0
>>278
つ中公新書『物語アイルランドの歴史』

284: 世界@名無史さん 2006/10/06(金) 19:17:12 O
高校で日本史を選択し、世界史の知識が
全くと言っていい程ありません。
コンプレックスを持ってます。
今後、世界史にハマるきっかけになるような
本があれば教えて下さい。
できれば小説形式で、
魅力的な人物を知る事が出来たら幸せです。
参考になるか分かりませんが、
司馬遼太郎は最後まで読んだ事がありません。
浅田次郎の『蒼穹の昴』は大好きです。

286: 世界@名無史さん 2006/10/06(金) 20:37:59 0
>>284
コリン・ウィルソン「世界残酷物語」。読むと止まらなくなる。古代から現代までカバー。
色々と偏見も含まれてるけど。

司馬は・・・忍者や妖術がテーマの短編を読んでみるとイメージががらりと変わる。

294: 世界@名無史さん 2006/10/20(金) 15:51:36 0
プルタルコスを読みたいと思うのですが、河野版と鶴見版どちらがよろしいでしょうか。
村川版は全訳ではないらしいので止めておこうと思います。

296: 世界@名無史さん 2006/10/20(金) 18:01:33 0
>>294
「鶴見訳で読むとおもしろいプルターク英雄伝」
ttp://www.geocities.jp/hgonzaemon/intro_plutarque_intro.html

俺も岩波版は一巻の途中で投げたよort

302: 世界@名無史さん 2006/11/03(金) 00:09:51 0
エカテリーナ2世でわかりやすくておもしろい本はありますか。
この間テレビでやってたのを見たんですが、帰宅が遅くて
途中からしか見られかったし、もっとエカテリーナのことを
知りたくなりました。

303: 世界@名無史さん 2006/11/03(金) 23:54:34 0
>>302 アンリ・トロワイヤ「女帝エカテリーナ」(中公文庫BIBLIO)

341: 世界@名無史さん 2006/12/05(火) 02:32:26 0
キリスト教とイスラム教・ユダヤ教の関係について興味があるんですが、
何かいい本ありませんですかね?
出来れば一つ一つの事件・人物などを重視するのではなくて、
古代から現代までの大まかな流れを知りたいんですが。

356: 世界@名無史さん 2006/12/06(水) 23:44:56 0
>>341 カレン・アームストロング「神の歴史」(柏書房)

完璧に注文内容に応えてる。分厚くて高いが。

399: 世界@名無史さん 2006/12/21(木) 18:06:56 0
佐藤次高先生の「マムルーク」東京大学出版会がお勧め。
但し絶版なので古本屋で探すかアマゾンで買うかしかない。

440: 世界@名無史さん 2006/12/25(月) 12:50:39 0
ミシュレ『フランス革命史』(中公文庫)が出てたけどどう?
一応古い単行本持ってるから買わなかったけど、古典であるには違いない。

でも革命マンセーで一方的だから嫌なんだよな。
国王処刑の正当化に「共和国の不可侵性」を挙げてるけど
そのようなもの国王の生命というか一人の人命に比べれば滓に等しいのではないか?
人権重視どころかそれを楯に取った超国家主義の発露ではないのか。

446: 世界@名無史さん 2007/01/03(水) 20:29:15 0
イタリアの歴史をまとめた
わかりやすい本がありますか?
できれば図解入りで。

447: 世界@名無史さん 2007/01/04(木) 17:18:55 0
>>446
中公新書「物語 イタリアの歴史 解体から統一まで」藤沢道郎

449: 世界@名無史さん 2007/01/06(土) 01:27:57 0
岩波新書の『古代ローマ帝国』はいい本ですか?
『ローマ人の物語』を読んでローマ史に興味を持ったのですが、
文庫・新書・選書くらいの手ごろなもので、お勧めのものがあったら教えてください。

463: 世界@名無史さん 2007/01/06(土) 17:13:30 0
>>449
新保良明『ローマ帝国愚帝列伝』(選書メチエ181)講談社、2000年。

タイトルはちょっとあれだけど、中身はきちんとしていると思う
6人の皇帝を取り上げながら、古代ローマについて色々と記述している
ただし、自分は、古代ローマは専門外なので悪しからず

520: 世界@名無史さん 2007/02/05(月) 21:23:14 0
別ににぎわってないといけないなんてことないんだし、いいんじゃねえの
皆様がお勧めを書いていけばいいんであって

俺はとりあえず長谷川如是閑「倫敦!倫敦?」を薦めておこう
1910年っていうからちょうど100年位前のロンドンの観察記。

522: 世界@名無史さん 2007/02/12(月) 06:46:57 0
「倫敦!倫敦?」を借りて読んだ。
大した興味はなかったんだが他に読みたいものもなかったので。

これが歴史書になるならジェローム・K・ジェロームの「ボートの三人男」はどう?
丸谷才一の翻訳で文庫本で読める。
これもテームズ川をロンドン近郊からボートで遡ってオックスフォードまで進める道中、
川沿いのいろんな名所・史跡や風物を紹介する本だからここで紹介してもいいだろう。

541: 世界@名無史さん 2007/03/25(日) 15:14:57 0
アイリーン・パウア「中世に生きる人々」はおすすめだな。ちょっと古い本だけれど。
「農夫ポド」とかほんと興味深いわ。

560: 世界@名無史さん 2007/04/01(日) 18:38:16 0
東ゴート興亡史―BIBLIO失われた世界 松谷 健二
オスマン帝国衰亡史 アラン パーマー
古代文明と気候大変動 -人類の運命を変えた二万年史 ブライアン・フェイガン
トラファルガル海戦物語〈上〉(下) ロイ アドキンズ
「塩」の世界史―歴史を動かした、小さな粒  マーク カーランスキー

他にもこういった本読みたいけど、文庫や新書でないと手軽に買えない。

627: 世界@名無史さん 2007/05/27(日) 09:01:57 O
ネーデルランド連邦共和国時代のオランダ、例えば独立戦争や英蘭戦争などを取り上げているいい本はありませんか?

628: 世界@名無史さん 2007/05/27(日) 21:26:56 0
友清理士「イギリス革命史」が良かったよ。
タイトルはイギリスだが、オレンジ公ウィリアムの話だから当然オランダにも深く触れなくちゃならん。

634: 世界@名無史さん 2007/06/11(月) 11:31:04 O
最近、世界史の勉強し始めました;
古代ギリシャの事がよく描かれている小説を教えて下さいm(__)m

667: 世界@名無史さん 2007/06/12(火) 09:23:48 0
>>664
ええ~いきなり?
史書ならまずヘロドトス・トゥキュディデス、
それから神話的背景を知らない人にはまずそっちの方の解説書が先でないの?

701: 世界@名無史さん 2007/06/18(月) 04:53:17 0
>>634
スティーヴン・プレスフィールド著「炎の門 小説テルモピュライの戦い」
酒見賢一著「ピュタゴラスの旅」
あとマンガだけど岩明均の「ヒストリエ」は当時の生活とか、わりと調べて書いてるよな。
>>640
塩婆のアレでいいだろ。
あとはロバート・ハリス著「ポンペイの四日間」とか。
マンガだと技来静也の「拳闘暗黒伝セスタス」なんか、最初は色モロだったが
ポンペイを舞台にしたあたりから、それなりに歴史漫画になってきたなあ。

698: 世界@名無史さん 2007/06/17(日) 09:15:00 0
G・ルフェーブル、1789年-フランス革命序論 、岩波文庫

↑今月の復刊です。名著だから、買え。

702: 世界@名無史さん 2007/06/18(月) 23:43:21 0
リチャード・サミュエルズ「マキァヴェッリの子どもたち」

ほぼ同時期に国家統一を成し遂げ、一次大戦では連合、二次大戦では枢軸に付き、
戦後はアメリカの前線基地として、内部腐敗を構造化した民主主義国となった二国 日本とイタリア。
「ヘタリアと一緒にすな」「日本にゃ窮屈で住めねー」と一見程遠いが実は非常に似た軌跡を残す両国の、
政治・経済的指導者を対比列伝で描く事により類似と相違を描き出した、「富国強兵の遺産」の著者による新たな傑作。是非どうぞ。


733: 世界@名無史さん 2007/07/21(土) 23:17:18 0
イタリア統一に焦点を当てた本で何かオススメありませんか?

734: 世界@名無史さん 2007/07/21(土) 23:27:46 0
『カヴールとその時代』

735: 世界@名無史さん 2007/07/22(日) 16:58:15 0
『イタリアか、死か―英雄ガリバルディの生涯』

763: 世界@名無史さん 2007/08/19(日) 23:36:40 0
「銃・病原菌・鉄」はいい。日本語についてのところは異論はあるけど。

777: 世界@名無史さん 2007/09/02(日) 02:31:06 0
夏だから、高校生向けに
『歴史とは何か』E・H・カー(短いのでできればオリジナル
をあたるべし)
『近代科学の誕生』H・バターフィールド(これも短いほうなので
オリジナルが望ましい)
以上2点を推薦しまつ。
大学で史学科に入るヤシは、最低限このレベルは数学の公式程度のものです。
受験生頑張って下さい。

835: 世界@名無史さん 2007/09/23(日) 06:45:32 P
宮崎市定『アジア史概説』中公文庫
中国史の権威だが、博識の広さと文章の明晰さは誰もが認めるところ。しかも面白いんだから読まなきゃ損。

陳舜臣『中国五千年(上下)』講談社文庫
王朝史を中心に中国史を概説。作家の筆だけあって読みやすいし退屈しない。

松田壽男『アジアの歴史』岩波現代文庫
歴史上の出来事はほとんど扱わないが、歴史のありようを風土から捉えた名著。簡略に示される図が理解を助けてくれる。

853: 世界@名無史さん 2007/10/28(日) 19:41:05 0
世界史の漫画読んどけ

いやマジで初心者には最適だぜ

854: 852 2007/10/28(日) 20:09:11 0
>>853
だったら漫画のおすすめ何か紹介しろや
気が利かねえな
言われねえと何もできんのかクズ

871: 世界@名無史さん 2007/11/09(金) 01:07:33 0
>>854
集英社の「世界の歴史シリーズ」、「日出処天子」、「戦争と平和」上下巻 、「アルカサル」、
「小銭王ジェイムズ」、「天は赤い河のほとり」 、「ベルサイユのバラ 」、「蒼天航路 」、
「アドルフに告ぐ」、 「我が名はネロ」、「王道の狗」、「虹色のトロツキー」、「黄土の旗幟のもと」、
「劇画ヒットラー」、「台湾論」、「女帝エカテリーナ」 、「サラディンの日」、「一輝まんだら」、「夢の碑」、
「天上の虹」、「石の花」 、「ナイルのほとりの物語」、「時の地平線」、「蒼のマハラジャ」、「玄奘西域記」、
「西遊妖猿伝」、「妖女伝説」、「宗像教授伝奇考」、「ヘウレーカ」、「花冠のマドンナ」、「孔子暗黒伝」 、
「ジハード」、「迷宮の美技」、「お嬢様と私」、「墨攻」、「修道士ファルコ」、「黒のヘレネー」、「バビロンまで何マイル?」、
「太平天国演義」、「女カ-JOKER-」、「静粛に!天才ただいま勉強中」、「人物世界の歴史」、「ジャンヌ」、
「妖魅変成夜話」、「青のメソポタミア」、「アンジェリク」、「TPぼん」、「マリーブランシュに伝えて」、「南京路に花吹雪」、
「エルアルコン鷹」、「王家の紋章」、「始皇(シーファン)」、「刺客列伝」、「東周英雄伝」、「エロイカ」、「ルードウィヒ・B」 、
「ザ・コックピット」、「武と魂~フビライ千年王国の野望」、「花の都に捧げる」、「カルタゴ ―愛の戦士たち―」、
「ラ・セーヌの星」、、「ボルガを越えて」、「サラディナーサ」 、「花巡礼」 、「天の戴冠」、「銀流沙宮殿」、

872: 世界@名無史さん 2007/11/09(金) 01:08:45 0
「花の都に捧げる」、「Masterキートン」、「杖と翼」、「ガーター騎士団」、「リチャード2世」、「緋色い剣(あかいつるぎ)」 、
「KING EDWARD IV」、「エッグスタンド」、「オルフェウスの窓」、「女帝エカテリーナ」、「RED」、「傭兵ピエール」、
「ヒストリエ」、「天上の愛地上の恋」、「アラビアンナイト」、「明日のナージャ 」、「イエス」、「天の涯まで」、
「栄光なき天才たち」、「ブッダ」、「天まであがれ!」、「エリザーベト」、「「レディー・ヴィクトリアン」、「狼の星座」、
「ラファエロ その愛」、「ナポレオン~獅子の時代」、「エマ」、「シルクロードシリーズ」、「ヴァレンチノシリーズ」、
「ウォッカタイム」、「日露戦争物語」、「アレクサンドロス」、「レディーミツコ」、「七つの黄金郷」、「ブルボンの封印」、
「ソフィアの歌」、「サラマンドラの魔女」、「アリシア白の輪舞」、「ディアーヌ・ド・ロゼの冒険」、「カラモランの大空」、
「D’arc ジャンヌ・ダルク伝」、「SWEET三国志」、「武と魂」、「カタリベ」、「キャンディキャンディ」、「陽炎の紋章」、
「天使の時空船」、「バジル氏の優雅な生活」、「クリスタルドラゴン」、「エクシス」、「ベルシュタイン」、「チェーザレ」、
「ヴィンランド・サガ」、「アトンの娘」、「七つの海七つの空」、「長征」、「拳闘暗黒伝セスタス」、「Idus Martiae」、
「ウィグル無宿」、「ばら物語」、「呉越燃ゆ」、「諸怪志異」、「蘇州夜曲」、「天下無双 江田島平八伝」、
「上海1945」、「北宋風雲伝」、「江東の暁」、「風雲児たち」、横山光輝と小林源文の歴史物全部。

各詳細は↓
「好きな歴史もののマンガ」
http://academy6.2ch.net/test/read.cgi/whis/1002079641/l50

880: ◆ALSPlGAxzM 2007/11/10(土) 04:31:03 0
>>872
>「七つの黄金郷」

自分的にはこれ↑再開してほしいが
教祖様になっちまったようだし、この先の展開も考えるのムズそうだから
きっとダメなんだろうなあ。

873: 世界@名無史さん 2007/11/09(金) 01:48:13 0
里中満智子(ギリシャ神話、アトンの娘[ツタンカーメンの妻])と
池田理代子(ベルサイユのばら[フランス革命]、オルフェウスの窓[ロシア革命])はまじおすすめ
木原敏江(アンジェリク[ルイ14世絶対王政])も元は小説だがおすすめ
小林よしのり(戦争論、台湾論)まー2ちゃんねらには必要ないかも

どこやらの本屋でみた、「エリザベス」つう学習漫画はよかった
エリザベス1世はイメージ戦略で若いままの肖像を描かせたとか

875: 世界@名無史さん 2007/11/09(金) 07:39:14 0
「チェーザレ」は、史実とエンタのバランスが上手くできてる

最近のでは一番良いな

883: 世界@名無史さん 2007/11/15(木) 01:41:46 0
>>875
同意。久々に歴史漫画で面白いと思った。

知り合いから「ヒストリエ」を薦められて、読んでみたんだが微妙すぎる・・・
面白いのかよこれ。扱ってる人物的にこれからなのかな。面白くなるのは。

903: 世界@名無史さん 2007/12/06(木) 11:59:29 O
ニーチェがキリスト教を断罪してるのを読んでキリスト教の成り立ちに興味を持ちました。
パウロをはじめ後世の人間がキリスト教を世界宗教にするために、
よりよく伝播させるためにキリストのオリジナルの教えや初期キリスト教を
どのように解釈したか、あるいは歪めたかについて詳しい本ないですか?

905: ◆ALSPlGAxzM 2007/12/06(木) 16:32:35 0
>>903
かなり昔の本だけど
岩波新書の荒井献先生の「イエスとその時代」お薦めしておくよ
どこの図書館にもきっとあるから探してみて
史的イエスと原始教会については研究がずっと続いているので
まずはその地盤となった20世紀前半の研究成果を土台とした本から入って
その後を順次追いかけるのが吉かと

920: ウーゴ ◆eaYqa3SeLE 2007/12/07(金) 01:43:56 O
中公新書31(番号自信なし)ラテン・アメリカ史
物語ラテン・アメリカよりはこっちの方が良い

928: 世界@名無史さん 2007/12/08(土) 02:08:51 0
ローマ帝国モノと言えば、決して初心者向けだとは思わないけど、中央公論社からでてる「ルビコン」は面白かったなあ。

932: 世界@名無史さん 2007/12/08(土) 23:01:06 0
>>928 マックス・ガロ「カエサル!」が面白かったぜ。

979: 世界@名無史さん 2007/12/19(水) 15:13:26 0
サッチャーの世界史シリーズはどうですか?
面白い?

983: 世界@名無史さん 2007/12/19(水) 17:24:03 0
>>979
面白いし読みやすい。
基礎知識が不足していても読めるように書いてある。
http://academy6.2ch.net/test/read.cgi/whis/1143387186/
【視聴率】NHK大河ドラマ「花燃ゆ」第7話の視聴率は11.6%、自己ワーストを更新

織田信長って尾張統一に8年、美濃攻略にさらに8年もかかってるんだな 一方武田晴信は信濃平定に20年


イスラム教って本当は寛容な宗教なのに誤解されてるよね

最強の武人 日本⇒武蔵 中国⇒項羽 欧州は?

坂本龍馬はどう考えても日本史上最高の英雄だろ!


徳川家康って例の事件がなかったら日本史上最高の完全無欠の英雄やろ


本願寺や雑賀衆ってイスラム国みたいな感じだよな


イスラエルとかいう中東に君臨する最強国家

伊達政宗のキチガイ逸話で打線組んだwww