97: 世界@名無史さん 2016/08/12(金) 13:55:00.14 0
平田篤胤って仙童寅吉に騙されていたんじゃないのかな?
9年、10年も赤の他人を世話とか
9年、10年も赤の他人を世話とか
http://awabi.2ch.sc/test/read.cgi/whis/1470172159/
100: 世界@名無史さん 2016/08/12(金) 17:29:22.95 0
>>97
でもさぁ
今の目で見たら、平田篤胤にしろ、カルヴァンにしろ
かなりキチガイのように見えるけど、そういったキチガイの信徒が
近代化の担い手になったんだよな。
でもさぁ
今の目で見たら、平田篤胤にしろ、カルヴァンにしろ
かなりキチガイのように見えるけど、そういったキチガイの信徒が
近代化の担い手になったんだよな。
106: 世界@名無史さん 2016/08/13(土) 08:18:53.37 0
>>100
寅吉についての篤胤のレポートはとても冷静で
科学者みたいな目線だよ
意外だけど
寅吉についての篤胤のレポートはとても冷静で
科学者みたいな目線だよ
意外だけど
107: 世界@名無史さん 2016/08/13(土) 11:38:02.79 0
それは意外
平田篤胤もバカじゃないから最初から寅吉の話を鵜呑みにしたとは思わなかったけど
平田篤胤もバカじゃないから最初から寅吉の話を鵜呑みにしたとは思わなかったけど
109: 山野野衾 ◆qDubHAi3S/a/ 2016/08/13(土) 22:26:08.38 0
>>106
普通に淡々とした内容でしたね(日本思想大系に収録されていないのは遺憾)。
あの時代の学者・好事家の文はあんなものですが。
しかし、この人の他界観は近代、と言いますか現在2ちゃんねるに書き込まれる
「日本人の思想」観にも影響を与えていますね。
それが古代からの伝統かと言われると首をかしげたくなりますが、影響力がある
ことだけは認めるべきでしょう。
むしろ、認めないと明治以降に「伝統」とされた考え方の修正も出来ない。
普通に淡々とした内容でしたね(日本思想大系に収録されていないのは遺憾)。
あの時代の学者・好事家の文はあんなものですが。
しかし、この人の他界観は近代、と言いますか現在2ちゃんねるに書き込まれる
「日本人の思想」観にも影響を与えていますね。
それが古代からの伝統かと言われると首をかしげたくなりますが、影響力がある
ことだけは認めるべきでしょう。
むしろ、認めないと明治以降に「伝統」とされた考え方の修正も出来ない。
110: 世界@名無史さん 2016/08/13(土) 23:06:35.44 0
>>109 山野さん
>寅吉についての篤胤のレポート
知る人ぞ知る「レポート」なんですか?
興味が湧いてきたので、正式タイトルよろ
>寅吉についての篤胤のレポート
知る人ぞ知る「レポート」なんですか?
興味が湧いてきたので、正式タイトルよろ
111: 山野野衾 ◆qDubHAi3S/a/ 2016/08/14(日) 00:33:04.01 0
そういう時はまずWikipediaをですね(ry
『仙境異聞』です。
日本の名著シリーズに抄訳がありますね。
岩波文庫でも読めますよ。現代語訳なしですが、訳なしでも読めるでしょう。
『仙境異聞』です。
日本の名著シリーズに抄訳がありますね。
岩波文庫でも読めますよ。現代語訳なしですが、訳なしでも読めるでしょう。
112: 山野野衾 ◆qDubHAi3S/a/ 2016/08/14(日) 00:37:48.43 0
今改めて読んでみると本人の交友録という面もあって読んでいて面白いですが、
仏像というか仏教を異国の物と嫌い、ああいうものが祟るとか霊験があるのは
悪霊が憑いているからだと言うあたり、明治の廃仏を呼び込むわけです。
排仏思想は林羅山から始まって元禄頃から珍しくなくなりますが、本人がカル
トだという自覚なき排撃は、今見ると喜劇です。近代には悲劇を呼びましたが。
仏像というか仏教を異国の物と嫌い、ああいうものが祟るとか霊験があるのは
悪霊が憑いているからだと言うあたり、明治の廃仏を呼び込むわけです。
排仏思想は林羅山から始まって元禄頃から珍しくなくなりますが、本人がカル
トだという自覚なき排撃は、今見ると喜劇です。近代には悲劇を呼びましたが。
>>111には篤胤の友人が、修験者の秘蔵していた仏像に穴を開けて根付にして
いたのを見せびらかし、それを篤胤が冗談で「こんな異国由来のいかがわしい
物は捨ててしまいなさい」と言う場面があります。
こんなことを言う人物の弟子や孫弟子(地方の有力者)が廃仏毀釈で動いた。
仏教に押さえつけられていた庶民層が反発してと言われることがありますが、
地元有力者が篤胤や水戸学の影響下にあるかないかで違いが出たものです。
インテリが主導したもので、一般大衆の意向によるものではなかった。
寺請制度に対する反発というのもよくある説明ですが、あれは転宗には厳し
かったものの、住職自体は本山と相談すれば地元の意向で解任出来ましたし、
そこまでのストレスになっていたとも思えません。
いたのを見せびらかし、それを篤胤が冗談で「こんな異国由来のいかがわしい
物は捨ててしまいなさい」と言う場面があります。
こんなことを言う人物の弟子や孫弟子(地方の有力者)が廃仏毀釈で動いた。
仏教に押さえつけられていた庶民層が反発してと言われることがありますが、
地元有力者が篤胤や水戸学の影響下にあるかないかで違いが出たものです。
インテリが主導したもので、一般大衆の意向によるものではなかった。
寺請制度に対する反発というのもよくある説明ですが、あれは転宗には厳し
かったものの、住職自体は本山と相談すれば地元の意向で解任出来ましたし、
そこまでのストレスになっていたとも思えません。
113: 世界@名無史さん 2016/08/14(日) 00:49:03.18 0
既存仏教界の否定とかいうか違う道をしめすのは新しい宗派の役割だったのに
神道系がそれをやるようになったということかな
現行の神道カルトは何を否定したいのか
神道系がそれをやるようになったということかな
現行の神道カルトは何を否定したいのか
114: 山野野衾 ◆qDubHAi3S/a/ 2016/08/14(日) 01:07:27.50 0
近世仏教が無活動だったというわけではありませんけどね。
総体的に評価するのは私の手に余りますが。
ただ、近代に儒学系の歴史学者を中心に「近世仏教は堕落していた」という史観が
成立し、それが廃仏を正当化する流れを長いこと作っていたのは事実です。
仏教史の著作でも平成初期まで見られますし、一般的には今でもそうでしょう。
根の深い問題です。
「堕落していたから」というのは中世というか戦国時代の仏教に対する信長の行動
の正当化としても、今のネット上でよく見られる主張です。
私としては、当時の仏教の役割も考えるべきであり、「堕落していたから攻撃され
てもよい」というだけで終わらせるのには抵抗がありますね。
堕落していたから攻撃されてもしょうがないというのは、実は当時の仏教思想界に
見られた意見の一つであるという説もあり、その場合信長は外部から仏教界を攻撃
したのではなく、別の仏教思想の論理で行動したということになる。
なお、信長が来世はない云々と言っていたとフロイスが書いた話が有名で、彼が無
神論者だという話が有名ですが、これはフロイス自身が禅宗の考え方だと書いてい
るものであり、当時複数あった仏教思想の一つです(菩提寺が臨済宗)。
また当時の信仰は一つの宗派に縛られたものではありませんでしたが、これまたフ
ロイス自身が信長の横死を「武田家討伐のために愛宕権現に水垢離をして参拝した
報いである」と述べていたように、フロイスも信長を仏教信者としています。
総体的に評価するのは私の手に余りますが。
ただ、近代に儒学系の歴史学者を中心に「近世仏教は堕落していた」という史観が
成立し、それが廃仏を正当化する流れを長いこと作っていたのは事実です。
仏教史の著作でも平成初期まで見られますし、一般的には今でもそうでしょう。
根の深い問題です。
「堕落していたから」というのは中世というか戦国時代の仏教に対する信長の行動
の正当化としても、今のネット上でよく見られる主張です。
私としては、当時の仏教の役割も考えるべきであり、「堕落していたから攻撃され
てもよい」というだけで終わらせるのには抵抗がありますね。
堕落していたから攻撃されてもしょうがないというのは、実は当時の仏教思想界に
見られた意見の一つであるという説もあり、その場合信長は外部から仏教界を攻撃
したのではなく、別の仏教思想の論理で行動したということになる。
なお、信長が来世はない云々と言っていたとフロイスが書いた話が有名で、彼が無
神論者だという話が有名ですが、これはフロイス自身が禅宗の考え方だと書いてい
るものであり、当時複数あった仏教思想の一つです(菩提寺が臨済宗)。
また当時の信仰は一つの宗派に縛られたものではありませんでしたが、これまたフ
ロイス自身が信長の横死を「武田家討伐のために愛宕権現に水垢離をして参拝した
報いである」と述べていたように、フロイスも信長を仏教信者としています。
115: 世界@名無史さん 2016/08/14(日) 02:54:50.07 0
当時の神道は腐敗するほどの組織も教義もないしね
118: 山野野衾 ◆qDubHAi3S/a/ 2016/08/14(日) 08:07:40.38 0
>>115
伊勢神道にせよ吉田神道にせよ、仏教を想定して成立しており、独立した存在
ではありませんでしたからね。当時純粋な「神道の信者」というのが無理です。
たまに今の感覚で書く作家がいますが。
伊勢神道にせよ吉田神道にせよ、仏教を想定して成立しており、独立した存在
ではありませんでしたからね。当時純粋な「神道の信者」というのが無理です。
たまに今の感覚で書く作家がいますが。
131: 世界@名無史さん 2016/08/14(日) 21:37:52.00 0
仙童寅吉も20代も後半になると霊能力を失い、風呂屋になったらしい
137: 世界@名無史さん 2016/08/15(月) 22:30:23.51 0
>>131
霊能力を失った → まちがい
精神病が寛解した → せいかい
霊能力を失った → まちがい
精神病が寛解した → せいかい
139: 世界@名無史さん 2016/08/16(火) 15:18:41.18 0
>>137
なるほど(笑)
なるほど(笑)
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