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294: 名無し三等兵 2011/08/18(木) 01:01:47.24 ID:???
このときの明軍の装備、編成についてくわしい情報ないだろうか。 

具体的にどういう近接武器、投射火器もってたの? 
ゴミ銃、紙鎧についてはわかるんだけど。 

石木矢持ってたとか。

359: 名無し三等兵 2011/09/15(木) 09:10:15.91 ID:???
明の軍隊は火力重視の軍隊と言われるが、鳥銃が使われ無かったのは何故? 
日本より火縄銃が入って来たのは早いのに

360: 名無し三等兵 2011/09/15(木) 21:13:00.68 ID:???
銃を導入したら火力UPなのか? 
既存の兵装に比べてどれくらいUPするんだ?

361: 名無し三等兵 2011/09/16(金) 07:48:03.07 ID:???
それまでが槍弓の冷兵器だけなら『火』力はゼロだから、一丁でも銃導入すれば上昇幅は無限大だわなw

297: 名無し三等兵 2011/08/18(木) 12:07:09.79 ID:???
37 :世界@名無史さん[sage]:2005/08/03(水) 22:06:05 0 
後期明軍の話が出てたので参考のために 
戚継光「練兵実紀」にある対モンゴル戦のための部隊編成 
(というか洋書からの引き写しです) 


歩兵 

歩兵の基本的な単位は12名の分隊である。分隊は2種類に分けられる。 
1つはマスケット兵の分隊で、分隊長、10名の銃手、伝令からなる。 
もう1つは"殺手"の分隊で、分隊長、10名の様々な近接兵器をもった殺手、伝令からなる。 
同種の分隊を3つ合わせて37名の小隊になり、3つの小隊がさらに112名の中隊を構成する。 
マスケット兵の中隊は合計で90挺のマスケット銃をもつ。 
4つの中隊が449名の大隊を構成し、2つの大隊(マスケット兵と殺手)で899名の連隊になる。 
3つの連隊が2699名の旅団(323名の士官、2160名の兵士、216名の伝令)を構成し、 
1080挺のマスケット銃と216張の弓をもつ。 

298: 名無し三等兵 2011/08/18(木) 12:08:17.22 ID:???
38 :世界@名無史さん[sage]:2005/08/03(水) 22:06:41 0 
騎兵 

騎兵の基本的な単位もまた12名の分隊である。 
騎兵の分隊には分隊長、多様な武器を装備した10名の兵士(マスケット銃2挺、火槍2本、 
三叉の槍2本、槍2本、メイス2本。何名かは同時に弓矢を携帯する)、そして伝令がいる。 
騎兵も歩兵と同様に分隊、小隊、中隊、大隊、連隊、旅団に組織される。 
戦場での騎兵旅団は2699名から2988名にまで増援され、1152張の弓、432挺のマスケット銃、 
60門の虎蹲砲(軽量の野戦砲)をもつ。 
大量の銃と火砲が配備されていることから、これらは騎兵というよりむしろ竜騎兵、 
騎馬で移動する歩兵であったようである。 

39 :世界@名無史さん[sage]:2005/08/03(水) 22:07:39 0 
車兵 

車兵旅団の戦車(防御用のワゴン)にはそれぞれ10名の分隊2個が配置されている。 
分隊長、御者、2名のラバ追い、6名の砲手からなる第1の分隊は、戦車のところで 
2門の旋回砲を操作する。 
分隊長、4名のマスケット兵、4名の近接武器をもった兵士、伝令からなる第2の分隊は、 
戦車に乗るか、またはその周囲で戦う。 
2つの戦車が小隊を構成し、2個小隊が中隊、4個中隊が大隊、4個大隊が連隊、2個連隊が 
旅団となる。旅団にはさらに別の17台の戦車が付属し、その内8台は"大将軍"と呼ばれる 
大型砲が搭載され、残りの9台には太鼓や火箭やその他の物資を積んである。 
合計で、3109名の車兵旅団は145台の戦車と、8門の大型砲、256門の旋回砲、 
512挺のマスケット銃を装備している。

299: 名無し三等兵 2011/08/18(木) 13:19:28.29 ID:???
三眼銃とか十眼銃なんてゴミを、生真面目に配備はしてたけど、あの国は素直にマスケットを大量配備なんかしてたっけ? 
一種の大鉄砲と言うか散弾銃、神機を装備した神機営って部隊があって「史上初の正規砲兵隊だ!」と主張してたのは知ってるが…… 

まぁ明国でもオランダから大砲を導入していたし、古臭い初期の大砲なら、規格統一して大量せいさんしていたから、必ずしも馬鹿にしたもんじゃ無いんだけど。 
でもやはり明が重視していたのは大砲であって、小火器は余り重視されず、従来の雑多な珍兵器を含め、色々混雑してたってのが本当だろ。 
そもそも投射兵器なら、鉄砲だろうが旧来の弩だろうが、或いは弓だろうが厳密に区別しなかったろうし。

300: 名無し三等兵 2011/08/18(木) 21:06:41.90 ID:ybgeBuRS
『東アジアの兵器革命 』では、 
秀吉の朝鮮征伐で火縄銃に明軍びびる 
↓ 
小火器を配備し対女真・モンゴル防備 
↓ 
捕虜からなる降倭部隊も活躍してた 

とあった