三国志10

941: 名無しさん@おーぷん 2017/12/14(水)20:30:47 ID:d20
942: 名無しさん@おーぷん 2017/12/14(木)20:32:00 ID:d20

第五回 偽りの詔を発して諸鎮は曹公に応じ 関の兵を破って三英は呂布と戦う 

さて陳宮は手を下して曹操を殺そうとしましたが、突然「私は国家のために彼についてここまで来たのに、彼を殺すのは不義だ。
見捨てて他の所に行った方がよい。」と考え直し、剣を挿して馬に乗り、夜が明けるのを待たず、東郡に去って行きました。

945: 名無しさん@おーぷん 2017/12/14(木)20:34:17 ID:yn1
>>942
言うほど不義でもないと思うんですけど

947: 名無しさん@おーぷん 2017/12/14(木)20:35:18 ID:d20
>>945
暗殺は男らしくないとかそういう考えやったんちゃう?

943: 【79】 2017/12/14(木)20:32:59 ID:EO7
突然(よう考えたらワイの所為だけど自分でいいたくないからかっこいいこといったろ)

944: 名無しさん@おーぷん 2017/12/14(木)20:33:12 ID:d20

曹操は目覚めると、陳宮がいなかったため、「あいつは私が話した二句を聞いて、私に仁がないと疑い、私を見捨てて去ったのだ。私は急いで進むべきで、久しく留まってはならない。」と思い巡らし、
連夜陳留に行き、父親を探し、それまでの事をつぶさに話し、家財を使い、義兵を集めようとしました。
父は「資金が少なければ恐らく事は成らないだろう。ここには孝廉の衛弘がおり、財を疎み義を重んじる人がおり、彼の家には巨万の富があるので、もし援助を得られれば、事も図れよう。」と言いました。

946: 名無しさん@おーぷん 2017/12/14(木)20:34:39 ID:d20

曹操は酒を用意し宴席を設け、衛弘を呼んで家に到らせると、「今漢室には主がなく、董卓が権力を専横し、君を侮り民を害しているので、天下の人は歯ぎしりしております。
操は社稷を助けたいのですが、恨めしくも力が足りません。公は忠義の士なので、援助を求めます。」と告げました。
衛弘は「私にもその心が久しくあったが、恨めしくも英雄に会えなかった。すでに孟徳に大志があるのなら、家財で援助しよう。」と言ったので、
曹操は大いに喜び、こうして先に偽りの詔を発し、各所に報せ、しかる後に義兵を招こうとし、兵を招くために白旗を立て、上に「忠義」の二字を書きました。
数日もせぬうちに、募集に応じた兵士が、雨のように集まってきました。

948: 【69】 2017/12/14(木)20:36:10 ID:EO7
雨のように集まるという表現
豪雨なのか小雨なのかすぐに打ち止めなのかすぐに乾くほど消えるのか

951: 名無しさん@おーぷん 2017/12/14(木)20:37:50 ID:d20
>>948
原文が「如雨」や
どんどん集まって来たみたいなニュアンス

949: 名無しさん@おーぷん 2017/12/14(木)20:36:10 ID:d20

ある日、一人の陽平郡衛国県の人、姓を楽、名を進、字を文謙という者が、曹操の元にやって来ました。
また一人の山陽郡鉅鹿県の人、姓を李、名を典、字を曼成という者が、曹操の元にやって来ました。
曹操は二人を留めて帳前の吏としました。
また沛国譙郡の人、夏侯惇、字を元譲という者がおり、彼こそ夏侯嬰の後裔で、幼い時から槍棒を習い、年が十四の時に師に従って武芸を学んでおりましたが、ある人が師を侮辱すると、夏侯惇はその人を殺し、外に逃れておりました。
曹操が兵を起こしたと聞き知ると、族弟の夏侯淵と二人で、各々壮士千人を引き連れて会いに来ました。
この二人は元より曹操の兄弟であり、曹操の父曹嵩は元来夏侯氏の子で、曹家に養子に行っていたため、彼らは同族なのでした。

955: 名無しさん@おーぷん 2017/12/14(木)20:38:29 ID:yn1
>>949
李典楽進ってこの頃からいたのか
サイコさんだな

960: 名無しさん@おーぷん 2017/12/14(木)20:41:57 ID:d20
>>955
そうなんだよね
そして終わりまで裏切らない

963: 【84】 2017/12/14(木)20:42:51 ID:EO7
>>960
降伏した土下座壁画憤死ニキを貶すのはやめて差し上げろ

952: 名無しさん@おーぷん 2017/12/14(木)20:38:11 ID:d20

数日もせぬうちに、曹氏の兄弟の曹仁、曹洪が、各々兵千余りを引き連れて助けに来ました。
曹仁は字を子孝、曹洪は字を子廉といい、二人は弓馬に熟練し、武芸に精通しておりました。
曹操は大いに喜び、村の中の兵馬を調練させました。
衛弘は家財をことごとく出し、衣服や甲冑、旗を用意しました。
四方から送られてきた兵糧は、その数を計りきれませんでした。

956: 名無しさん@おーぷん 2017/12/14(木)20:39:57 ID:d20

この時袁紹は曹操の偽りの詔を得ると、こうして麾下の文武の官僚を集め、兵三万を引き連れ、渤海を離れて曹操と会い盟を結びました。
曹操は檄文を作って諸郡に通達しました。
その檄文に書かれておりますには、 

操らは謹んで大義を天下に布告する。
董卓は天を侮り地を暗くし、国を滅ぼし君を弑し、宮禁を汚して乱し、生ける者を殺害し、残虐不仁で、罪悪は積もりに積もっている!
今天子の密詔を奉じ、義兵を大いに集め、華夏を払い清め、群凶を取り除く事を誓う。
義軍を起こし、共に義憤を発し、王室を助け、民を救え。檄文が到った日には、速やかに行動せよ!

958: 名無しさん@おーぷん 2017/12/14(木)20:40:28 ID:yn1
猪武者の夏侯淵はとにかく夏候惇や曹仁が一族にいるってガチで優秀だよなこいつら

964: 名無しさん@おーぷん 2017/12/14(木)20:43:08 ID:d20
>>958
曹操の活躍も一族のバックアップによるところが大きい
ホンマ恵まれてるよな

962: 名無しさん@おーぷん 2017/12/14(木)20:42:16 ID:d20

曹操が檄文を発した後、各鎮の諸侯は、皆兵を起こして応じ、 

第一鎮、後将軍、南陽太守袁術。 
第二鎮、冀州刺史韓馥。 
第三鎮、豫州刺史孔伷。 
第四鎮、兗州刺史劉岱。 
第五鎮、河内太守王匡。 
第六鎮、陳留太守張邈。 
第七鎮、東郡太守喬瑁。 
第八鎮、山陽太守袁遺。 
第九鎮、済北の相鮑信。 
第十鎮、北海太守孔融。 
第十一鎮、広陵太守張超。 
第十二鎮、徐州刺史陶謙。 
第十三鎮、西涼太守馬騰。 
第十四鎮、北平太守公孫瓚。 
第十五鎮、上党太守張楊。 
第十六鎮、烏程侯、長沙太守孫堅。 
第十七鎮、祁郷侯、渤海太守袁紹。 

諸路の兵馬は、多さが同じではなく、三万の者もおれば、一、二万の者もおり、各々は文官武将を率いて、洛陽に向かいました

965: 【59】 2017/12/14(木)20:44:06 ID:EO7
第一鎮が人望と才能と能力が足りてない

966: 名無しさん@おーぷん 2017/12/14(木)20:44:12 ID:d20

さて北平太守公孫瓚は、精鋭一万五千を統べ、徳州平原県を通過しました。
まさに進んでいると、遥かに桑の樹の中から、一面の黄色い旗が望み見え、数騎が迎えに来ました。
公孫瓚がそれを見てみると、彼こそ劉玄徳でした。
公孫瓚が「賢弟は何故ここにいるのだ?」と問うと、玄徳は「昔日兄は備を推薦して平原県の令としてくださいました。今大軍がここを通過していると聞き、特にお待ちしていたので、兄上は城に入って馬を休ませてください。」と言いました。
公孫瓚が関、張を指差して「これは誰だ?」と問うと、
玄徳は「これは関羽、張飛で、備と義を結んだ兄弟です。」と言ったので、
公孫瓚は「共に黄巾を破った者か?」と言うと、
玄徳は「皆この二人の力です。」と言いました。

968: 【3】 2017/12/14(木)20:45:12 ID:0B9
「これは誰だ?」(そもそも人か?)

970: 名無しさん@おーぷん 2017/12/14(木)20:46:16 ID:d20

公孫瓚が「今はどのような職に就いているのだ?」と言うと、
玄徳は「関羽は馬弓手、張飛は歩弓手です。」と答えたので、
公孫瓚が嘆いて「このような所に英雄が埋もれていたというのか!今董卓が乱を起こし、天下の諸侯は、共に奴を誅しに行く。
賢弟は今の低い官職を棄て、共に賊を討ち、漢室を助けては、くれないか?」と言うと、
玄徳は「行きます。」と言いました。
張飛は「あの時もし私があの賊を殺していれば、今日の事は起こりませんでした。」と言い、
雲長は「事がすでにこのようになれば、ただちに準備して行った方がよろしいでしょう。」と言いました。

972: 【90】 2017/12/14(木)20:47:32 ID:EO7
奢りで飲みに行くレベルの行きます(虚飾なし)で草

973: 名無しさん@おーぷん 2017/12/14(木)20:48:26 ID:d20

玄徳、関、張は数騎を引き連れて公孫瓚と共に行きました。曹操が迎えました。
諸侯たちもまた陸続きで皆やって来て、各自陣営を敷くと、二百里余りに連なりました。
曹操は牛や馬を殺し、諸侯を集め、進軍の策を相談しました。
太守の王匡が「今は大義を奉じているので、盟主を立てる必要があり、人々が結束してから、進軍すべきです。」と言うと、
曹操は「袁本初殿は四世において三公で、一門に元の吏が多く、漢朝の名宰相の末裔ですから、盟主にすべきです。」と言いました。
袁紹は再三辞退してみせました。
人々が皆「本初殿でなければならない。」と言うと、袁紹はようやく承諾しました。

974: 【42】 2017/12/14(木)20:49:18 ID:0B9
群雄、ダチョウ倶楽部説

976: 名無しさん@おーぷん 2017/12/14(木)20:49:25 ID:yn1
何回か辞退するのが当時の儀礼やったとか

975: 【23】 2017/12/14(木)20:49:23 ID:EO7
蜂蜜おじさん「……」

978: 【11】 2017/12/14(木)20:51:02 ID:EO7
どの時代か日本か中国かも忘れたけど2度辞退することを守って2度辞退したらそこまでことわるならええわって言われて反乱かなんか起きたことあったな

979: 名無しさん@おーぷん 2017/12/14(木)20:51:31 ID:d20
>>978
なんやそれ

977: 名無しさん@おーぷん 2017/12/14(木)20:50:12 ID:d20

次の日三層の台を築き、あまねく五方の旗を並べ、白旄と黄鉞を立て、兵符と将印を用意し、袁紹を壇に登らせました。
袁紹は衣服を整えて剣を帯び、慨然と上り、香を焚き再拝しました。
その盟約にいいますには、 

漢室は不幸にも、綱紀を失った。
賊臣董卓は、隙に乗じて害をなし、至尊に禍を加え、百姓を虐げている。
紹らは社稷が失われることを恐れ、義兵を糾合し、皆で国難に赴く。
我らの同盟は、心を等しくし力を合わせ、臣の節を尽くし、二心を抱かない。
この盟に背けば、命を落とし、子孫も残せなくなろう。
皇天后土よ、祖先の御霊よ、全てをご照覧あれ!

981: 【54】 2017/12/14(木)20:52:28 ID:EO7
>>977
??「そむくやつなんかいないよ、ましてや皇位を奪うようなことはないだろう」

980: 名無しさん@おーぷん 2017/12/14(木)20:51:51 ID:d20

読み終えると、血をすすりました。人々は盟約の言葉に慷慨し、皆涙を流しました。
血をすすり終えると、壇を下りました。
人々が袁紹を帳に入れて座らせると、二列に爵位、年齢の順で座を定めました。
曹操は酒が数順巡ると「今日すでに盟主を立てたので、各々命を聞き、共に国家を助け、強弱を比べてはならない。」と言いました。
袁紹が「紹は不才だが、公らに推されて盟主となったからには、功あらば必ず賞し、罪あらば必ず罰す。国には刑があり、軍には規律があるので、各々は遵守し、違犯することなきよう。」と言うと、
人々は皆「ただ命をお聞きいたします。」と言いました。

983: 名無しさん@おーぷん 2017/12/14(木)20:53:18 ID:d20

袁紹が「我が弟袁術に兵糧と馬草を総督させ、各陣営に送り、欠乏させないようにしよう。
さらに一人を先鋒とし、真っ直ぐと汜水関に行って挑戦してもらいたい。その他は各々は険要に拠り、応援してくれ。」と言うと、
長沙太守の孫堅が出て来て「堅が前軍になります。」と言ったので、
袁紹は「文台は勇猛なので、この任に当たれよう。」と言いました。

984: 名無しさん@おーぷん 2017/12/14(木)20:54:43 ID:d20

孫堅は手勢の人馬を引き連れて汜水関に向かいました。
関を守る将士は、早馬を洛陽に行かせて丞相府に急を告げました。
董卓は大きな権力を握ってから、毎日酒宴をしておりました。
李儒は急を告げる文書を受けとると、真っ直ぐと董卓に申し上げに行きました。
董卓は大いに驚き、急いで諸将を集めて相談しました。

987: 名無しさん@おーぷん 2017/12/14(木)20:55:59 ID:d20

温侯の呂布が身を挺して出て来て「父上は憂慮しないでください。関外の諸侯は、布が見るに草や塵芥のごときです。虎狼の軍を率いて、敵の首をことごとく斬り、都の門に掛けてみせます。」と言ったので、
董卓は大いに喜んで「私には奉先がいるので、枕を高くして眠れ憂いはない!」と言いました。

989: 名無しさん@おーぷん 2017/12/14(木)20:58:21 ID:yn1
>>987
この呂布っていうのは忠臣なんやなあ…

988: 名無しさん@おーぷん 2017/12/14(木)20:57:22 ID:d20

言い終わらぬうちに、呂布の背後からある人が出て来て声を張り上げて「『鶏を割くにいずくんぞ牛刀を用いん?』と言います。
温侯が自ら行く苦労をせずともよいでしょう。私が諸侯たちの首を斬るのは、袋を探して物を取るように簡単です。」と言ったので、
董卓がその人を見ると、その人の身長は九尺、虎の体に狼の腰、豹の頭に猿の肘、関西の人、姓は華、名は雄という人物でした。
董卓はその言葉を聞くと大いに喜び、驍騎校尉を加え、騎兵歩兵五万を用意し、李粛、胡軫、趙岑と共にその夜のうちに関に赴かせて敵を迎え撃たせました。

992: 名無しさん@おーぷん 2017/12/14(木)20:59:07 ID:rn6
>>988
虎の体と豹の頭ってどっかでみたな
定型なんかな

993: 【67】 2017/12/14(木)20:59:32 ID:EO7
>>992
ほら初代タイガーマスクとか2代目タイガーマスク的な

994: 名無しさん@おーぷん 2017/12/14(木)21:00:20 ID:d20
>>992
中国だと○○の身体で○○のような身体って意味を表すんや
よく出て来る表現やで

995: 【65】 2017/12/14(木)21:00:54 ID:EO7
虎の体って案外ぷよぷよって聞いたことあるけど
つまりデブなんやろか

996: 【93】 2017/12/14(木)21:01:11 ID:0B9
>>995
ハート様か

997: 【88】 2017/12/14(木)21:01:32 ID:EO7
>>996
なるほど、強いわ

7: 名無しさん@おーぷん 2017/12/14(木)21:04:27 ID:rn6
孫文台が虎の体に熊の腰やった

991: 名無しさん@おーぷん 2017/12/14(木)20:59:03 ID:d20

諸侯たちの中にいた済北の相の鮑信は、孫堅が前軍となったことを考え、彼に第一の功を奪われることを恐れ、
密かに弟の鮑忠に、先に騎兵歩兵三千を率いさせ、小路から、真っ直ぐと関の下に行かせて挑戦させました。
華雄は鉄騎五百を率い、関から飛んで出て来て、「賊将よ止まれ!」と大喝しました。
鮑忠が急いで撤退しようとするのを待たず、華雄は手を起こし刀を落とし、斬って馬から落とし、極めて多くの将校を生け捕りました。
華雄が人を遣わし鮑忠の首級を送って相府に勝利を報せると、董卓は華雄に都督を加えました。
6: 名無しさん@おーぷん 2017/12/14(木)21:03:52 ID:d20

さて孫堅は四将を引き連れて真っ直ぐと関の前に行きました。
その四将とは、第一は、右北平郡土垠県の人、姓は程、名は普、字は徳謀といい、一本の鉄脊蛇矛を使います。
第二は、姓を黄、名を蓋、字を公覆といい、零陵郡の人で、鉄鞭を使います。
第三は、姓は韓、名は当、字を義公といい、遼西郡令支県の人で、一振りの大刀を使います。
第四は、姓を祖、名を茂、字を大栄といい、呉郡富春県の人で、双刀を使います。
孫堅は銀の鎧を纏い、赤い頭巾をかぶり、古錠刀を横たえ、花のたてがみの馬に騎乗し、関の上を指差して「悪を助ける匹夫め、どうして早く降伏せんのだ!」と罵りました。

9: 名無しさん@おーぷん 2017/12/14(木)21:05:16 ID:d20

華雄の副将の胡軫が兵五千を引き連れ関を出て迎え撃ちました。
程普は馬を飛ばし矛を立てて、真っ直ぐと胡軫に取って掛かりました。
数合も戦わぬうちに、程普が胡軫の喉を刺すと、死んで馬から落ちました。
孫堅が軍を指揮して真っ直ぐと関の前に殺到すると、関の上からは矢と石が雨のように降ってきました。
孫堅は兵を引き連れて梁東に戻って駐屯し、人を遣わして袁紹の所に勝利を報せ、袁術の所に兵糧を催促させました。

13: 名無しさん@おーぷん 2017/12/14(木)21:06:51 ID:Has
>>9 
史実だと胡軫が大将で華雄が副将だったよな?

15: 名無しさん@おーぷん 2017/12/14(木)21:06:57 ID:d20

ある者が袁術に「孫堅こそ江東の猛虎で、もし洛陽を破り、董卓を殺せば、それは狼を除き虎を得たようなものです。今兵糧を与えねば、彼の軍は必ず離散します。」と話すと、
袁術はそれを聞き入れ、兵糧や馬草を運びませんでした。
孫堅軍の糧食が欠乏し、軍中が乱れると、間者が関に入って報せました。
李粛が華雄のために「今夜私が一軍を引き連れて小路から関を出て、孫堅の陣の後ろを襲い、将軍が陣の前を攻めれば、堅は捕らえられます。」と謀りました。

16: 【8】 2017/12/14(木)21:07:54 ID:EO7
さすが蜂蜜

19: 名無しさん@おーぷん 2017/12/14(木)21:08:19 ID:d20

華雄はそれに従い、兵士に腹一杯食べ、夜のうちに関を出ると伝令しました。
この夜の月は白く風は清らかでした。
孫堅の陣に着いたときには、すでに夜中となっており、太鼓を騒がせ真っ直ぐと進みました。
孫堅が慌てて鎧を着て馬に乗ると、華雄と正面から出くわしました。
二匹の馬が交わり、数合も戦わぬうちに、後方から李粛の軍が到り、兵士に火を放たせました。
孫堅軍は鼠のように乱れました。
諸将は各自混戦し、祖茂だけが孫堅と共に、包囲を突破して逃げました。

32: 名無しさん@おーぷん 2017/12/14(木)21:11:17 ID:d20

背後から華雄が追って来ました。孫堅は矢を取り、続けて二つの矢を放ちましたが、共に華雄に躱されました。
ふたたび第三の矢を放とうとすると、力を入れすぎたため、鵲画弓を折ってしまい、やむなく弓を棄て馬を走らせて逃げました。
祖茂が「主公の頭上の赤い頭巾は目に留まり、賊はこれで認識しております。頭巾を脱いで某に載せてくだされ。」と言ったので、
孫堅は頭巾を脱いで祖茂の兜と換え、両路に別れて逃げました。
華雄軍は赤い頭巾の者を追ったので、孫堅はこうして小路から脱出することが出来ました。
祖茂は華雄に猛追されると、赤い頭巾を人家の燃え残った庭の柱の上に掛け、林に入って身を潜めました。

34: 【62】 2017/12/14(木)21:12:40 ID:0B9
やっぱりこの時代から赤は目立つな
3倍の働きしそう(小並感)

35: 名無しさん@おーぷん 2017/12/14(木)21:13:00 ID:d20

華雄軍は月の下で遥かに赤い頭巾を見かけると、四方を包囲し、敢えて近づきませんでした。
矢を用いて射かけると、ようやくこれが計だと知り、前に向かって赤い頭巾を取りました。
祖茂が林の後ろから飛び出し、双刀を振るって華雄を斬ろうとすると、華雄は大喝一声し、祖茂を一刀のもと斬って馬から落としました。
夜明けまで戦うと、華雄はようやく兵を引き連れて関に入りました。

36: 名無しさん@おーぷん 2017/12/14(木)21:13:35 ID:Has
昔は気にならなかったけど袁術が孫堅を妨害するのはおかしいよなあ

40: 名無しさん@おーぷん 2017/12/14(木)21:16:04 ID:d20
>>36
孫堅を負けさせたかったからかね?
それにしても無理やりやけど

60: 名無しさん@おーぷん 2017/12/14(木)21:23:58 ID:Has
なお史実では袁術の支援のおかげで孫堅は戦い続けられた模様

37: 名無しさん@おーぷん 2017/12/14(木)21:13:56 ID:yn1
ソモって演技だとここで切られて終わるけど正史だと逃げ切るんだよな

なおその後の描写は無い模様
なんなんだこいつ

39: 名無しさん@おーぷん 2017/12/14(木)21:15:14 ID:d20

程普、黄蓋、韓当は皆孫堅を探してから、ふたたび兵馬を集めて駐屯しました。
孫堅は祖茂を失ったため、感傷して已まず、その夜のうちに人を遣わして袁紹に報せました。
袁紹は大いに驚いて「おもわぬことに孫文台が華雄の手によって敗れた!」と言い、ただちに諸侯たちを集めて相談しました。

41: 名無しさん@おーぷん 2017/12/14(木)21:16:34 ID:d20

人々が皆到ると、公孫瓚だけは後から到着し、袁紹を帳に入れて列になって座りました。
袁紹は「先日鮑将軍の弟が命を聞かず、勝手に兵を進め、殺されて命を失い、多くの兵士を損なわせた。今孫文台もまた華雄に敗れ、鋭気を挫かれたが、どうすればよいのだ?」と言いましたが、
諸侯は皆何も言えませんでした。

44: 【78】 2017/12/14(木)21:17:35 ID:EO7
袁紹「どうすりゃいいんだ…」
なおコピペと違って最初っから最強打線

45: 名無しさん@おーぷん 2017/12/14(木)21:18:14 ID:d20

袁紹が目を上げてあまねく見てみると、公孫瓚の背後に立つ三人の、容貌が普通ではなかったため、皆ひっそりと冷笑しておりました。
袁紹が「公孫太守の背後にいるのは誰だ?」と問うと、
公孫瓚は玄徳を呼び出して「これは私が幼い時学舎が同じだった兄弟で、平原令の劉備です。」と言ったので、
曹操は「黄巾を破った劉玄徳ではないか?」と言うと、
公孫瓚は「その通りです。」と言い、即座に劉玄徳に拝礼をさせました。

47: 【49】 2017/12/14(木)21:18:51 ID:0B9
容貌が普通ではなかったため←草

50: 名無しさん@おーぷん 2017/12/14(木)21:19:50 ID:d20
>>47
要はみすぼらしい恰好って言いたかったんやろ
直訳気味に訳したからこうなってるけど

57: 【23】 2017/12/14(木)21:22:22 ID:0B9
>>50
あぁ、そっちか

てっきり今までの流れやと群雄達が妖怪に困惑しとるんかと思ったわ

51: 名無しさん@おーぷん 2017/12/14(木)21:20:11 ID:d20

公孫瓚は玄徳の功労、及びその出身を、子細に一通り話しました。
袁紹は「漢室の宗族がいるのなら、座を取って来るのだ。」と言い、座らせようとしました。劉備は謙遜して謝辞しました。
袁紹は「私はお前の名や爵位を敬ったのではなく、お前が帝室の末裔であることを敬うのだ。」と言ったので、
玄徳はこうして末席に座り、関、張は腕を組んで後ろに侍り立ちました。

56: 【48】 2017/12/14(木)21:22:18 ID:EO7
>>51
三兄弟の座ってる感じがチェーンラーメンの店長達と本店店長のポスターみたいな図が浮かんで草

54: 名無しさん@おーぷん 2017/12/14(木)21:21:44 ID:d20

突然斥候が来て「華雄が鉄騎を引き連れて関を出て、長い竿に孫太守の赤い頭巾を掛け、陣の前に来て大いに罵り挑戦しております。」と報せました。
袁紹が「誰が敢えて戦いに行くか?」と言うと、
袁術の背後から驍将の兪渉が出て来て「小将が行きます。」と言ったので、
袁紹は喜び、ただちに兪渉に馬を出させました。
すぐさま「兪渉と華雄は三合も戦わずして、華雄に斬られました。」と報せが来ました。
諸侯は大いに驚きました。

58: 名無しさん@おーぷん 2017/12/14(木)21:23:07 ID:d20

太守の韓馥が「私には上将の潘鳳がおり、華雄を斬れます。」と言ったので、袁紹は急いで戦いに出させました。
潘鳳は手に大斧を提げ馬に乗りました。
あまり時間が経たぬうちに、早馬が飛んで来て「潘鳳もまた華雄に斬られました。」と報せたので、諸侯は皆色を失いました。
袁紹は「惜しいかな私の上将顔良、文醜がまだ来ていない!一人でもここにいれば、どうして華雄を恐れようか?」と言いました。

60: 名無しさん@おーぷん 2017/12/14(木)21:23:58 ID:Has
>>58 
演義特有のザコラッシュ

59: 【22】 2017/12/14(木)21:23:26 ID:EO7
くそ架空武将が切られてしまった!という驚き

62: 名無しさん@おーぷん 2017/12/14(木)21:24:21 ID:d20

言い終わらぬうちに、階の下のある人が出て来て大声で「小将が華雄の頭を斬りに行き、帳下に献上いたします!」と叫んだので、
諸侯がその人を見てみると、その人は身長が九尺、髯の長さは二尺、丹鳳の眼、臥した蚕の眉、顔は熟した棗のよう、声は巨大な鐘のようで、帳の前に立っておりました。

64: 名無しさん@おーぷん 2017/12/14(木)21:25:12 ID:Has
顔真っ赤ニキ

68: 【52】 2017/12/14(木)21:26:05 ID:EO7
金魚の目に蚕のような眉で顔真っ赤で鐘のような声
ブサイクやな(暴言)

65: 【50】 2017/12/14(木)21:25:17 ID:0B9
いったい何羽なんやろなぁ

70: 名無しさん@おーぷん 2017/12/14(木)21:26:44 ID:Has
>>65
項羽「華雄?楽勝やな」

66: 名無しさん@おーぷん 2017/12/14(木)21:25:46 ID:d20

袁紹は誰かと問いました。
公孫瓚が「これは劉玄徳の弟の関羽です。」と言ったので、袁紹は現在の官職を問いました。
公孫瓚は「劉玄徳に従う馬弓手です。」と言ったので、
帳の中の袁術は「お前は我ら諸侯に大将がいないと侮るのか?一弓手が、どうして乱り言を出すのだ!私が叩き出してやる!」と大喝しましたが、
曹操が急いでそれを止めて「公路殿は怒りを鎮められよ。この人は大言を出したのだから、必ず勇略があるのでしょう。試しに馬を出させ、勝てなかった時に、責めても遅くはありません。」と言いました。
袁紹が「一弓手を戦いに出したら、必ず華雄に笑われよう。」と言うと、
曹操は「この人の威儀容貌は凡俗ではなく、華雄がどうして彼を弓手だとわかりましょうか?」と言いました。
関公は「勝てねば、某の頭を斬ってください。」と言いました。

69: 名無しさん@おーぷん 2017/12/14(木)21:26:33 ID:yn1
>>66
大松「そもそも負けた時点で死ぬだろ」

79: 名無しさん@おーぷん 2017/12/14(木)21:29:58 ID:Has
やっぱり演義の関羽はすげえわ
>>66
ところで馬弓手って役職か何か?

80: 名無しさん@おーぷん 2017/12/14(木)21:30:57 ID:d20
>>79 
役職 
意味は名前でわかると思うけど

83: 名無しさん@おーぷん 2017/12/14(木)21:31:49 ID:rn6
>>80
馬廻かな?

89: 名無しさん@おーぷん 2017/12/14(木)21:34:07 ID:d20
>>83 
単なる騎兵

75: 名無しさん@おーぷん 2017/12/14(木)21:28:33 ID:d20

曹操濾した熱い酒一杯を、関公に飲ませてから馬に乗らせようとしました。
関公は「酒はしばらく酌んだままにしてくだされ。某はすぐに戻ってきます。」と言い、
帳を出て刀を提げ、身を躍らせて馬に乗りました。諸侯たちは関の外で太鼓の音が大いに起こり、喚声が大いに上がるのが聞こえ、それは天が砕け地が崩れ、岳が揺れ山が崩れるようで、皆驚きました。
まさに様子を探ろうとしていると、鈴が響き、馬が中軍に到着し、雲長が華雄の頭を提げて来て、地面に投げましたが、酒はまだ温かいままでした。
後世の人がこれを詩で称賛していいますには、 

威は乾坤を鎮む第一の功、轅門の画鼓はとうとうと響く。 
雲長は盃を止めて英勇を施し、酒がなお温かき時に華雄を斬る。

78: 【75】 2017/12/14(木)21:29:40 ID:0B9
即オチ2コマかな?

媒体によって斬られる相手が違う華雄さん

77: 【71】 2017/12/14(木)21:29:24 ID:EO7
そもそも酒飲んで切り合いに行かせてえんやろか

80: 名無しさん@おーぷん 2017/12/14(木)21:30:57 ID:d20
>>77 
酒の力を借りて恐怖をなくすとかやろ恐らく 

82: 【61】 2017/12/14(木)21:31:43 ID:EO7
でも演技の飛に飲ませたら負けるじゃないですか…

89: 名無しさん@おーぷん 2017/12/14(木)21:34:07 ID:d20
>>82 
演義の張飛は酒で失敗したこと一度しかないんやで 
他の媒体のせいで悪い印象ついてるけど 

91: 【60】 2017/12/14(木)21:34:54 ID:EO7
>>89
なんだ一回か…城が落ちた時やな、たぶん

95: 名無しさん@おーぷん 2017/12/14(木)21:36:16 ID:d20
>>91 
それ 

93: 名無しさん@おーぷん 2017/12/14(木)21:35:11 ID:rn6
>>89
あれ?最後酒によって切られたんじゃなかったっけ?

95: 名無しさん@おーぷん 2017/12/14(木)21:36:16 ID:d20
>>93 
横山とかだと酒で暴れて暴力振るったのが殺された原因になってるけど演義やと素面でそれやって殺されてる

81: 名無しさん@おーぷん 2017/12/14(木)21:31:16 ID:d20

曹操は大いに喜びました。
玄徳の背後から張飛が出て来て、声を張り上げて「俺の兄貴が華雄を斬った、この時に関に突入し、董卓を捕らえねば、さらに何時まで待つことになろうか!」と叫んだので、
袁術は大いに怒り、「我ら大臣が譲り合っているのに、一県令の手下の兵卒が、どうして敢えてここで武を耀かせ威を揚げるのだ!皆帳から追い出せ!」と叱りました。
曹操が「功を得た者は賞すのが道理だが、どうして貴賤を問うのですか?」と言うと、
袁術は「そのように公らが一県令を重んじるのなら、私は退去させていただこう。」と言ったので、
曹操は「どうして一つの言葉によって大事を誤るのですか?」と言い、
公孫瓚にしばらく玄徳、関、張を連れて陣に帰るよう命じました。
諸官も皆解散しました。曹操は密かに人に牛と酒を送らせて三人を慰撫しました。

85: 【10】 2017/12/14(木)21:32:45 ID:EO7
袁術は演技で貶められてるだけやろなぁ(すっとぼけ)

86: 名無しさん@おーぷん 2017/12/14(木)21:33:02 ID:yn1
袁術って演義だと無能無能&無能みたいな感じに描かれてるけど正史だと皇帝名乗るまでは有能だよな

影武者袁術説推してええか?

88: 【78】 2017/12/14(木)21:33:40 ID:EO7
>>86
そんなジンバブエの大統領みたいな

87: 名無しさん@おーぷん 2017/12/14(木)21:33:14 ID:d20

さて華雄の手下の敗軍が、関に入って報告しました。
李粛は慌てて急を告げる文書を書き、董卓に上申しました。
董卓は急いで李儒、呂布らを集めて相談しました。
李儒が「今上将の華雄を失い、賊の勢いは大きくなっております。袁紹が盟主となっており、紹の叔父の袁隗は、現在太傅なので、もしあるいは中から呼応し外から援護すれば、とてもまずいことになるので、先に除くべきです。
丞相は自ら大軍を率いて出陣し、彼は兵を分けて捕らえてください。」と言うと、
董卓はその話の通りだと思い、李傕、郭汜を呼び、兵五百を率いさせ、太傅袁隗の家を囲ませ、老幼を問わず、ことごとく誅殺させ、先に袁隗の首を関の前に運ばせて晒させました。

90: 名無しさん@おーぷん 2017/12/14(木)21:34:44 ID:yn1
>>87
やっぱ有能軍師リジュがいると大分董卓軍も違ってくるな

92: 名無しさん@おーぷん 2017/12/14(木)21:35:11 ID:Has
馬超「親族が相手方にいるのに戦争しかけるとか正気かよ」

94: 名無しさん@おーぷん 2017/12/14(木)21:35:11 ID:d20

董卓は遂に兵二十万を起こし、両路に分かれて進み、一路は先に李傕、郭汜に、兵五万を引き連れさせ、汜水関を守らせ、戦わせず、
董卓は自ら十五万を率い、李儒、呂布、樊稠、張済らと共に虎牢関を守りに行きました。
この関は洛陽から五十里離れております。
兵馬が関に到ると、董卓は呂布に三万の大軍を率いさせ、関の前で大陣営を築かせました。
董卓は関の中に駐屯しました。

102: 名無しさん@おーぷん 2017/12/14(木)21:38:40 ID:Has
>>94 
虎牢関と汜水関って同じ場所なんだよな

108: 名無しさん@おーぷん 2017/12/14(木)21:41:59 ID:d20
>>102
演義の地理もわりと間違えてるからな
樊城に駐屯していた曹仁がわざわざ北上して新野攻めてきたりとかその時代になかった州がばんばん登場したりなど

96: 名無しさん@おーぷん 2017/12/14(木)21:36:43 ID:d20

早馬がこれを探り得て、袁紹の大陣営の中に入って報せました。
袁紹は諸侯を集めて相談しました。
曹操が「董卓は虎牢に駐屯し、我ら諸侯の路を遮っているので、今は兵を半分率いて敵を迎え撃つべきです。」と言ったので、
袁紹はこうして王匡、喬瑁、鮑信、袁遺、孔融、張楊、陶謙、公孫瓚の、八路の諸侯を分け、虎牢関に行かせて敵を迎え撃たせました。
曹操は軍を引き連れ往来して援護しました。
八路の諸侯は、各自兵を起こしました。

102: 名無しさん@おーぷん 2017/12/14(木)21:38:40 ID:Has
>>96 
オールスターなのにワクワクしませんねえ

100: 名無しさん@おーぷん 2017/12/14(木)21:38:13 ID:d20

河内太守の王匡が、兵を引き連れて先に到着しました。
呂布は鉄騎三千を帯同し、飛び出て迎え撃ちました。
王匡が兵馬を並べて陣形を作り、馬の手綱を引いて門旗の下に行くと、呂布が出陣し、頭には三叉に束ねた髪の上に紫金の冠を載せ、体には西川の紅の錦で出来た百花の袍を纏い、身には獣面吞頭の連環の鎧を着て、腰には甲冑に玲瓏獅蛮の帯を繋ぎ、
弓矢を身につけ、手に画戟を持ち、風にいななく赤兎馬に座っているのが見え、果たしてこれは人中の呂布、馬中の赤兎といったところです!

104: 【22】 2017/12/14(木)21:38:51 ID:0B9
>>100
強い、絶対に強い!

103: 【92】 2017/12/14(木)21:38:51 ID:EO7
萌えキャラみたいな髪型してんな

107: 名無しさん@おーぷん 2017/12/14(木)21:40:11 ID:d20

王匡が頭を回して「誰が戦いに出るか?」と問うと、
後方の一将が、馬を走らせ槍を立てて出ていきました。
王匡がその人を見ると、彼こそ河内の名将方悦でした。
二匹の馬が交わると、五合もせぬうちに、呂布は戟で一突きして馬から落とし、戟を立てて真っ直ぐと突撃して来ました。
王匡軍は大敗し、四散して逃げ出しました。
呂布は東西に突撃し、無人の境に入るようでした。
幸いにも喬瑁、袁遺の両軍が到着し、王匡を救いに来たので、呂布はようやく撤退しました。
三路の諸侯は、各々いささかの人馬を失い、三十里退いて陣を敷きました。
後から五路の兵馬が到ると、一ヶ所に集まって相談しましたが、呂布は英雄で、敵になれる人がいないと言いました。

109: 名無しさん@おーぷん 2017/12/14(木)21:42:41 ID:yn1
>>107 
王匡がその人を見ると、彼こそ河内の名将方悦でした。 
二匹の馬が交わると、五合もせぬうちに、呂布は戟で一突きして馬から落とし、戟を立てて真っ直ぐと突撃して来ました。 


この間5行くらい抜けてない?

112: 名無しさん@おーぷん 2017/12/14(木)21:44:24 ID:d20
>>109
三国志媒体だとやっぱり王道で面白いからな

全然抜けてないで
演義の戦闘描写ってかなり簡潔で数文字で終わる

110: 名無しさん@おーぷん 2017/12/14(木)21:43:19 ID:d20

まさに憂慮していると、小将校が「呂布が挑戦しております。」と報せました。
八路の諸侯は、一斉に馬に乗り、軍を八隊に分け、高い岡に布陣しました。
遥かに呂布の一団の兵馬が、刺繍がされた旗を靡かせ、先に陣に突撃して来るのが望めました。
上党太守の張楊の部将の穆順が、馬を出し槍を立てて迎え撃ちましたが、呂布が手を起こし戟で一突きすると、刺されて馬から落ちました。
人々は大いに驚きました。

113: 名無しさん@おーぷん 2017/12/14(木)21:45:20 ID:d20

北海太守の孔融の部将の武安国が、鉄鎚を使い馬を飛ばして出ていきました。
呂布は戟を振るい馬を叩いて迎え撃ちました。
十合余り戦うと、戟の一振りで武安国は腕を斬られ、鎚を地面に棄てて逃げ出しました。
八路の兵は一斉に飛び出し、武安国を救いました。
呂布は撤退して去りました。
諸侯たちは陣に帰って相談しました。
曹操は「呂布は勇猛無敵なので、十八路の諸侯が集まり、良策を協議すべきです。もし呂布を捕らえれば、董卓は容易に誅せます。」と言いました。

116: 【38】 2017/12/14(木)21:46:36 ID:0B9
名前が妙に印象に残る武安国さん

119: 名無しさん@おーぷん 2017/12/14(木)21:46:55 ID:d20

まさに議論していると、呂布がまた兵を引き連れて挑戦してきました。
八路の諸侯は一斉に出陣しました。
公孫瓚は槊を振るい自ら呂布と戦いました。
数合も戦わぬうちに、公孫瓚は敗走しました。
呂布は赤兎馬を走らせて追いました。この馬は日に千里を駆け、飛んで走ることは風のようでした。
みるみるうちに追いつくと、呂布は画戟を上げて公孫瓚の背中を刺そうとしました。
側にいた一将が、環眼を見開き、虎鬚を逆立て、丈八の蛇矛を立て、馬を飛ばして大声で「三つの家の下男め止まれ!燕人張飛これにあり!」と叫びました。

121: 名無しさん@おーぷん 2017/12/14(木)21:48:14 ID:Has
>>119
大将自ら戦ってて草

125: 名無しさん@おーぷん 2017/12/14(木)21:49:40 ID:d20
>>121
演義やと盛り上げるために一騎討ちかなり多いんだよね
現実やとめったにやらない

128: 名無しさん@おーぷん 2017/12/14(木)21:50:22 ID:yn1
>>125
演義だととにかく一騎打ち多いよな

126: 【33】 2017/12/14(木)21:50:12 ID:EO7
鎌倉武士もこれにはニッコリ

122: 名無しさん@おーぷん 2017/12/14(木)21:48:22 ID:d20

呂布はそれを見ると、公孫瓚を捨て置き、ただちに張飛と戦いました。
張飛は闘志を奮い立たせ、呂布と戦いました。
続けて五十合余り戦いましたが、勝負はつきませんでした。
雲長はそれを見ると、馬を一度叩き、八十二斤の青龍偃月刀を舞わせ、呂布を挟み撃ちにしました。
三匹の馬は丁の字になって戦いました。
三十合戦っても、呂布は倒せませんでした。
劉玄徳は手に双股の剣を取り、黄色いたてがみの馬を走らせ、斜めから戦いを助けに行きました。

129: 名無しさん@おーぷん 2017/12/14(木)21:50:44 ID:d20

この三人は呂布を囲み、回り灯籠のように戦いました。
八路の人馬は、皆呆けながら見ておりました。
呂布は遮りきれなくなり、玄徳の顔に、戟で脅しの一突きをすると、玄徳は急いで躱しました。
呂布は包囲の一角を開くと、画戟を倒しながら、馬を飛ばしてすぐさま逃げ帰りました。
三人は捨て置かず、馬を叩いて追いかけました。
八路の兵士は、喚声を大いに震わせ、一斉に急襲しました。
呂布の兵馬が、関に向かって逃げ出すと、玄徳、関、張はその後ろを追っていきました。

131: 名無しさん@おーぷん 2017/12/14(木)21:51:58 ID:Has
>>129
方悦、穆順、武安国も3人がかりで戦っていれば勝っていた可能性が…?

132: 名無しさん@おーぷん 2017/12/14(木)21:52:22 ID:d20

古人の一篇の言葉で、玄徳、関、張が三人で呂布と戦った事をいいますには、 

漢朝の天数は桓霊に当たり、炎々たる紅日はまさに西に傾かんとす。 
奸臣董卓は少帝を廃し、劉協は惰弱にして魂は夢に驚く。 
曹操は檄を伝えて天下に告げ、諸侯は怒りを奮って皆兵を起こす。 
議して袁紹を立てて盟主となし、王室を助け太平を定めんことを誓う。 
温侯呂布は世に比ぶなく、雄才は四海に偉容を誇る。 
身を護りし銀鎧は龍鱗を並べ、髪を束ねし金冠は雉尾をかざす。 
不揃いの宝帯を獣が吞み、入り交じる錦袍に飛鳳が起こる。 
龍駒が跳び踏めば天風を起こし、画戟は輝きて秋水を射る。 
関を出て戦いを挑めば誰か敢えて当たらん?諸侯は肝裂け心恐々たり。 
踊り出でしは燕人張翼徳、手に蛇矛丈八の槍を持つ。 
虎鬚を逆立てれば稲妻を翻し、環眼を円く見張れば電光を起こす。 
決戦は未だよく勝敗を分かたざるに、陣前に怒り起つは関雲長。 
青龍の宝刀は霜雪を煌めかせ、鸚鵡の戦袍は蛺蝶を飛ばす。 
馬蹄の到る所鬼神は叫び、目前の一怒はまさに血を流すべし。 
梟雄の玄徳は双鋒を持ち、天威を奮い起こして勇烈を施す。 
三人は囲い巡りて戦うこと多時、遮ぎり防ぎ支え隔てて休むことなし。 
喚声は震動し天地は翻り、殺気が立ち込めて牛斗は寒し。 
呂布は力窮まりて退路を求め、遥かに家を望み馬を叩いて帰る。 
逆しまに引く画桿の方天戟、乱れ散らす銷金の五色の旗。 
にわかに組み糸を断ち赤兎を走らせ、身を翻し虎牢関に飛び上がる。

135: 名無しさん@おーぷん 2017/12/14(木)21:53:09 ID:yn1
>>132
読んでて頭痛くなるな…

141: 名無しさん@おーぷん 2017/12/14(木)21:54:59 ID:d20
>>135 
ぶっちゃけ読み流してもええと思う 
三兄弟すげーとしかいってねーから

133: 名無しさん@おーぷん 2017/12/14(木)21:52:36 ID:rn6
長いw

138: 名無しさん@おーぷん 2017/12/14(木)21:54:07 ID:d20
>>133
原文これやからな

漢朝天數當桓靈,炎炎紅日將西傾。
奸臣董卓廢少帝,劉協懦弱魂夢驚。
曹操傳檄告天下,諸侯奮怒皆興兵。
議立袁紹作盟主,誓扶王室定太平。
溫侯呂布世無比,雄才四海誇英偉。
護軀銀鎧砌龍鱗,束髮金冠簪雉尾。
參差寶帶獸平吞,錯落錦袍飛鳳起。
龍駒跳踏起天風,畫戟熒煌射秋水。
出關搦戰誰敢當?諸侯膽裂心惶惶。
踴出燕人張翼德,手持蛇矛丈八鎗。
虎鬚倒豎翻金線,環眼圓睜起電光。
酣戰未能分勝敗,陣前惱起關雲長。
青龍寶刀燦霜雪,鸚鵡戰袍飛蛺蝶。
馬蹄到處鬼神嚎,目前一怒應流血。
梟雄玄德掣雙鋒,抖擻天威施勇烈。
三人圍繞戰多時,遮攔架隔無休歇。
喊聲震動天地翻,殺氣迷漫牛斗寒。
呂布力窮尋走路,遙望山塞拍馬還。
倒拖畫桿方天戟,亂散銷金五彩旛。
頓斷絨縧走赤兔,翻身飛上虎牢關。

136: 【27】 2017/12/14(木)21:53:31 ID:0B9
この3人と同時に闘って互角の呂布とかいう化け物

140: 【55】 2017/12/14(木)21:54:52 ID:EO7
ちなみにこの文はうまいこといってるんか?
韻踏んでるとか

146: 名無しさん@おーぷん 2017/12/14(木)21:56:31 ID:d20
>>140
韻は二行ごとに踏まれてるのが多いね

149: 【34】 2017/12/14(木)21:57:21 ID:EO7
>>146
つまりまぁなんかいい感じにいい文章になってるってことやな(多分)

153: 名無しさん@おーぷん 2017/12/14(木)22:00:40 ID:d20
>>149 
そういう文章になってる 
漢文で読めばリズム感もある 
でも日本語に訳すとどうもね 

142: 名無しさん@おーぷん 2017/12/14(木)21:55:12 ID:d20

三人は真っ直ぐと呂布を追って関の下に着くと、関の上で西風に青い絹の傘が揺られているのが見えました。
張飛は大声で「あれは必ず董卓だ!呂布を追うのははなはだ難しい!先に董賊を捕らえるのがよろしく、それは草を切り根を除くように簡単だ!」と叫び、
馬を叩いて関に入り、董卓を捕らえに行きました。

150: 名無しさん@おーぷん 2017/12/14(木)21:57:58 ID:rn6
>>142
張飛は歩弓手なのに馬に乗ってるのね

153: 名無しさん@おーぷん 2017/12/14(木)22:00:40 ID:d20
>>150 
そういえばそうやな 
刀斧手や弓弩手はそのままやから歩弓手も歩兵でええと思うんやけどな

148: 名無しさん@おーぷん 2017/12/14(木)21:56:52 ID:Has
脳みそから直接手足が生えてるかのような即行動

156: 【52】 2017/12/14(木)22:01:17 ID:EO7
義兄弟を歩かせるわけにはいかんという配慮

147: 名無しさん@おーぷん 2017/12/14(木)21:56:52 ID:d20

まさにこれは、 

賊を捕らうには定めて賊の首領を捕らうべし、奇功は端的に奇人を待つ。 

勝負がどうなるのかはまだわからないので、まずは次回の説き明かしをお聞きください。

163: 名無しさん@おーぷん 2017/12/14(木)22:04:00 ID:d20
じゃあこれで第五回は終わりやで
見てくれたひとサンガツ
明日からの予定も貼っておくで

時間は毎日20:30を予定
12/15(金) 三国志演義第六回
12/16(土) 三国志演義第七回
12/17(日) 三国志演義第八回
12/18(月) 三国志演義第九回

151: 名無しさん@おーぷん 2017/12/14(木)21:59:20 ID:Has
徐栄「出番まだ?」

157: 名無しさん@おーぷん 2017/12/14(木)22:01:28 ID:d20
>>151 
まだです 

160: 名無しさん@おーぷん 2017/12/14(木)22:02:15 ID:yn1
>>157
はえ~
徐栄も華雄も無双してた印象あるけどなぁ

168: 名無しさん@おーぷん 2017/12/14(木)22:06:15 ID:d20
>>160 
徐栄はネタバレせんでおくけど正直無双ってほどやない 

152: 名無しさん@おーぷん 2017/12/14(木)22:00:23 ID:yn1
華雄と徐栄ってどっちが強いニャ?

157: 名無しさん@おーぷん 2017/12/14(木)22:01:28 ID:d20
>>152 
比較対象がないからわからないけど演義の描写からして華雄だと思う

159: 名無しさん@おーぷん 2017/12/14(木)22:02:09 ID:Has
>>152 
正史なら徐栄 
演義なら華雄

161: 【32】 2017/12/14(木)22:02:55 ID:0B9
徐栄は蒼天で知名度爆上げやろなぁ
なお
C6tPa2kVwAAvbjI
162: 名無しさん@おーぷん 2017/12/14(木)22:03:48 ID:Has
>>161
最初に読んだときいつ死んだかわからなくて草だった

169: 【45】 2017/12/14(木)22:06:21 ID:0B9
>>162
これは再戦やろなぁ…からのグシャやからなぁ
1479738878953

167: 名無しさん@おーぷん 2017/12/14(木)22:05:35 ID:Has

華雄も呂布も退けたし董卓の命も風前の灯火やな()

168: 名無しさん@おーぷん 2017/12/14(木)22:06:15 ID:d20
>>167 
せやろなぁ(すっとぼけ) 


じゃあワイは落ちるわ 
よかったら明日も見に来てクレメンス 
ほな、また

165: 【81】 2017/12/14(木)22:04:17 ID:EO7
おつやで