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1: みつを ★ 2018/01/08(月) 02:17:59.49 ID:CAP_USER9
http://toyokeizai.net/articles/-/202622

2018年01月07日
武田 鏡村 : 歴史家

今晩20時からNHK大河ドラマ「西郷(せご)どん」がスタートする。主人公の西郷隆盛といえば、歴史小説・ドラマなどでも数多く取り上げられてきた薩摩(鹿児島県)の大英雄である。鈴木亮平が西郷を演じる今回のドラマでは「愛に溢れたリーダー」として描かれるという。
しかし、西郷の実際の行跡をたどっていくと、「愛」とは真逆の冷酷非情な人物像が浮かび上がってくる。『薩長史観の正体』を刊行した武田鏡村氏に、知られざる「西郷どん」の実像について解説していただいた。
「最大の功労者」と「悲劇のヒーロー」の両面

西郷隆盛は「薩長同盟」を結んで維新回天を行い、江戸城を無血開城した明治維新の最大の功労者として「大西郷(だいさいごう)」「大南洲(だいなんしゅう・隆盛の号)」とも呼ばれ、最高の尊敬を集めている。

しかも、明治政府に反逆した西南戦争に担ぎ上げられた総大将で、敗北して自決に至ったにもかかわらず、悲劇的なヒーローとして国民的な人気を集めている。

明治維新の偉業と明治新政府への反逆という矛盾した行動をとった西郷の人気は、実は数々の暴虐や策謀の末に成立した明治新政府への国民の無言の反感によって成り立っているといってよいだろう。いわゆる「判官びいき」である。

明治新政府がつくり上げた「薩長史観」(参考:なぜいま、反「薩長史観」本がブームなのか)では、当然のことながらこのあたりについての評価を下すことなく、西郷を単に傑出した偉人と見なすことで、明治維新で行った数々の不行跡を隠蔽しているように思える。

そればかりか、幕臣であった勝海舟が「おれは今まで天下に恐ろしいものを二人見た。それは横井小楠(しょうなん)と西郷南洲だ」と、熊本藩士で改革を推進した横井と共に讃えていることを引き合いに出して、幕府の重臣からも認められた人物として西郷を評価する。

あるいは、坂本龍馬が「少しくたたけば少しく響き、大きくたたけば大きく響く」と西郷の人物の大きさを語っていることを引き合いに出して、人並みはずれた包容力があったと賛美している。

だが、勝海舟の場合は、西郷と会見して江戸城を無血開城させて江戸を戦火から救ったことから、西郷の度量の大きさを讃えることで自分の業績を誇示したといえる。

坂本龍馬の場合は、西郷は周囲の影響によってしか「響かない」という主体性のない人物であったことを正確にとらえている。事実、西南戦争でも煮え切らない態度を取って、懇願された末に、ようやく総大将についたという経緯がある。

果たして西郷隆盛は本当に傑出した人物であったのであろうか。

僧侶を「殺害」してしまった過去

「私事、土中の死骨にて忍ぶべからざる儀を忍びまかりあり候次第……、天地に恥ずかしき儀の御座候えども、今更になりて候ては、皇国の為にしばらく生をむさぼり居り候」(私は一旦死んだ人間であり、土の中の死骨に等しく、その恥を忍んでいる身であるが、しばらくは皇国のために命を長らえている)(長岡監物宛の西郷隆盛の書簡)

西郷は、幕府の追っ手から逃れてきた京都清水寺の月照(げっしょう)という僧侶と入水自殺を図って自分が生き残り、結果として月照を殺した。先の書簡は、生き残った西郷の悔恨の告白である。

安政5(1858)年11月15日夜半、西郷は月照と鹿児島の錦江湾で入水を図った。月照46歳、西郷が32歳のときである。薩摩藩は月照を殺せと命じていたが、西郷は殺すのは忍びないと、月照と合意して入水したとされている。

だが、維新後に西郷の述懐を聞いた人の話が、『南洲翁逸話』(鹿児島県教育会編)に載っている。

「自分が最も遺憾に思うのは、僧月照の身の上だ。月照が舟の舳先に出て小便をしているところを、後ろから自分が抱き込んで飛び込んだところ、月照のみは死し、自分が生き残ったのは、至極遺憾なわけである」

これによれば、入水は合意ではなく西郷による無理心中で、西郷が生き残ったのであるから、殺人を犯したと見ることもできる。

事件後、奄美大島に流された西郷は、そこで出会った少壮学者で、のちに東大の教授となる重野安繹(やすつぐ)に対しては、次のように語っている。
(リンク先に続きあり)
http://hayabusa3.2ch.sc/test/read.cgi/mnewsplus/1515345479/
228: 名無しさん@恐縮です 2018/01/08(月) 05:02:32.28 ID:o+Gryn0q0
>>1のリンク先を読んでたら、読めば読むほど会津観光史学だった
坂本龍馬は薩摩が殺したとか、よくもまあ
著者は新潟出身で在野の歴史家らしい
こういう人が会津観光史学を盛りたてるんだな

403: 名無しさん@恐縮です 2018/01/08(月) 07:25:53.01 ID:xHR+UrVf0
>>1みたいなこじつけやらんでも叩きたいなら叩けるのにw
ただ女好きみたいなので叩かれるのもおかしいけどな。
お殿様は側室もいた時代で維新志士たちも
普通に芸者がよいしまくってたわけで、時代背景から考えたらそれで
叩くのもおかしいわなあ。

453: 名無しさん@恐縮です 2018/01/08(月) 07:47:55.15 ID:JvoYK/zR0
>>1
こういうのもある意味便乗商法というか炎上マーケティングというかw

461: 名無しさん@恐縮です 2018/01/08(月) 07:52:09.04 ID:xHR+UrVf0
>>1の記事書いた人間が清廉潔白みたいに書いてるが(実はそんな人間ではなかった!みたいに)
以前から龍馬暗殺説においても西郷の名前が挙がる程度に腹黒面もあるのなんて
わかりきってることだし
上にあがってる人間だから権謀術数はゼロで全部直球バカみたいに動く人、なんて
西郷好きな人でもほとんど思ってないだろうと思うけどな。

3: 名無しさん@恐縮です 2018/01/08(月) 02:20:13.78 ID:e5oF00Wa0
わかったもっと史実に即したブラックな脚本書けよ、大河ドラマは

9: 名無しさん@恐縮です 2018/01/08(月) 02:25:14.47 ID:pm7Zbr2+0
西郷を語れば幕末は語れると言うほどの人物だからなぁ。

地味だが、大人物だよ。

10: 名無しさん@恐縮です 2018/01/08(月) 02:25:15.62 ID:JEnObAaE0
きんたまも忠実に再現するんだよな

339: 名無しさん@恐縮です 2018/01/08(月) 06:49:38.96 ID:EpkbAKhC0
>>10
これは忠実にやってほしい
なぜ着物姿の西郷どんばかりなのかの理由を知らしめてほしい

あと自決後の検分で肥大化した睾丸により本人だと判定したところも

11: 名無しさん@恐縮です 2018/01/08(月) 02:26:20.77 ID:+P0Tq/O80
苦情は薩摩藩に言え

22: 名無しさん@恐縮です 2018/01/08(月) 02:31:51.79 ID:2JFqc0rr0
そんな小物ならあんなに求心力があるわけがないw

26: 名無しさん@恐縮です 2018/01/08(月) 02:33:34.60 ID:hJ7c3jkO0
合理主義超人の大村益次郎は西郷を全く評価して
いなかった
それどころか西郷が反乱起こすことを予言していた

346: 名無しさん@恐縮です 2018/01/08(月) 06:54:29.42 ID:DTk76Ffr0
>>26
これは司馬遼太郎の小説にあったな

52: 名無しさん@恐縮です 2018/01/08(月) 02:50:17.88 ID:Rzx1vs3n0
嫁があんなのはともかく
久光がまるでアホの子みたいにしたのは島津家からクレームが入るレベル
すごくつまらなく見ていました

76: 名無しさん@恐縮です 2018/01/08(月) 03:03:06.14 ID:r6jU/G700
俺は大久保の方を評価してるから西郷は微妙
カリスマはあったのかもしれないが、ただの戦争屋ってイメージしかない

81: 名無しさん@恐縮です 2018/01/08(月) 03:07:47.82 ID:lSQ+TVrF0
そんなん言い始めたら
偉人なんか一人もおらんくなるわw

歴史上の有名人なんか
みんな酷いでw

84: 名無しさん@恐縮です 2018/01/08(月) 03:13:10.05 ID:kdQti3Vh0
>>81
桂小五郎はまともに近代日本の基盤を作り続けただろ

100: 名無しさん@恐縮です 2018/01/08(月) 03:30:47.25 ID:2JFqc0rr0
>>84
桂は小者で女々しくて愚痴っぽいし、何より人望も求心力もないからw

83: 名無しさん@恐縮です 2018/01/08(月) 03:12:09.15 ID:c1O8sm+50
例えば勝海舟の実像も同じく虚実あるだろ。
関係性、利害関係など立場により評価は変わる。

91: 名無しさん@恐縮です 2018/01/08(月) 03:21:42.62 ID:oGEH+Eal0
まぁ一つや二つ汚点はあるもんだけど

総合的に見ると西郷さんはやっぱ人を惹きつけてやまない英雄やろ

95: 名無しさん@恐縮です 2018/01/08(月) 03:27:04.09 ID:8IIwKdAY0
人徳はあったんだろうなと思うけど魅力ってのは目に見えないからなー
大久保が心酔した人間がどういう人なのかは興味ある

102: 名無しさん@恐縮です 2018/01/08(月) 03:31:08.01 ID:J1+HOsvz0
鹿児島の人の西郷への盲目ぶりは凄い
鹿児島市の観光バスに乗ったとき、ガイドが西郷のこと「先生」呼びで誉めそやしてた
それに対して大久保利通は呼び捨てだった。差が凄かったなあ

105: 名無しさん@恐縮です 2018/01/08(月) 03:33:17.65 ID:/q719bzf0
>>102
おいおい俺みたいな大久保の方が好きなカゴンマ人もいるよ
セゴドンセゴドンブームを遠巻きに見てるようなね
どっちにしろ私欲がないのがいいね

104: 名無しさん@恐縮です 2018/01/08(月) 03:32:22.51 ID:/kWa0w2O0
大久保は能力はずば抜けてたが陰キャだったからね
英雄となるには西郷どんのような人徳が備わってないとだめ

117: 名無しさん@恐縮です 2018/01/08(月) 03:38:32.02 ID:/8O9opJq0
おそらく一般の人がもつ西郷のイメージは明治以降なんだろうけど
幕末に限って言えばもの凄い策謀家ってイメージが自分は持ってるなあ

134: 名無しさん@恐縮です 2018/01/08(月) 03:45:06.83 ID:PtFBaOSm0
>>117
それは多分、第一次長州征伐からのイメージなんだけど、
あれのイメージは徳川慶勝と尾張徳川の基本的スタンスを理解していない人の勘違いだからね。
江戸城開城までは少なくとも慶勝のメイキングどおりにほぼ進んでいる。むしろ西郷は使われる側だった。

152: 名無しさん@恐縮です 2018/01/08(月) 03:51:53.21 ID:OY06Pk+T0
地元民だけど維新の偉人でも別格で当然みたいな扱いだな
曰く大久保は国のために尽くしたのはわかるが西郷さんは最期鹿児島の若者のために死んだから崇めるべきはこちららしい
それにしても大河の鹿児島弁ほぼ標準語ってくらいイントネーションのクセが無くて違和感あるわ

631: 名無しさん@恐縮です 2018/01/08(月) 09:15:06.08 ID:ckfaTDVk0
>>152
鹿児島旅行に行った時
西郷がこよなく愛した創業150年の老舗温泉旅館に泊まったけど
女将さんに
「西郷ファンぎょうさん泊まりに来はるさかい、建て替えせなアカン状況ですわ!」言われたな。

地元だけではなく、人気は全国区なんだろね。

178: 名無しさん@恐縮です 2018/01/08(月) 04:07:20.09 ID:oGEH+Eal0
戦国時代から戦闘キチガイやってた薩摩武士を
幕末動乱期に精神的支柱でまとめ役やってただけですごいわ