ヴォイニッチ手稿-600x430

1: ばーど ★ 2018/02/03(土) 03:39:00.18 ID:CAP_USER9
未解読の文字が記され多数の奇妙な絵が書かれている「ヴォイニッチ手稿」は多くの言語学者や歴史家が解読を試みていますが、2018年現在でも謎が多く残された本です。コンピューター科学者であり自然言語処理の専門家が、そんなヴォイニッチ手稿をコンピューターアルゴリズムで解読するという試みを行っています。

Decoding Anagrammed Texts Written in an Unknown Language and Script | Hauer | Transactions of the Association for Computational Linguistics
https://transacl.org/ojs/index.php/tacl/article/view/821

AI used to decipher ancient manuscript - Faculty of Science
https://www.ualberta.ca/science/science-news/2018/january/ai-used-to-decipher-ancient-manuscript

Alberta computer scientist claims clues to deciphering mysterious Voynich manuscript - Edmonton - CBC News
http://www.cbc.ca/news/canada/edmonton/computer-scientist-claims-clues-to-deciphering-mysterious-voynich-manuscript-1.4503571

ヴォイニッチ手稿は1912年に古書収集家によって発見されたもの。数多くの専門家が「これまでに見たことがない」と語る謎の言語で記され、著者は複数人であることや、一体何のために書かれたのかがさっぱりわからないことから「世界一ミステリアスな本」と呼ばれています。

アルバータ大学のコンピューター科学者であり、自然言語処理の専門家であるGreg Kondrak教授は、AI(人工知能)を使ってそのヴォイニッチ手稿の解明に乗り出しました。Kondrak教授は大学院生であるBradley Hauer氏とともに人間の言語の曖昧さをコンピューターで解読するという研究を行っており、ヴォイニッチ手稿がケーススタディーの対象として選ばれたのです。

まず研究者らは、世界人権宣言を380の言語に翻訳したサンプルを使用し、コンピューターが97%の正確性で系統的に言語を識別できるようにしました。最初、研究者らは「ヴォイニッチ手稿はアラビアの言語で書かれているのではないか?」という仮説をたてていましたが、アルゴリズムを走らせた結果、最もヴォイニッチ手稿の言語に近いのはヘブライ語であると結論づけています。

「これは驚くべきことです。ただ『ヘブライ語である』と決めるのは第一段階に過ぎません。次はこれをどう解読するかです」とKondrak教授。

次に、Kondrak教授はヴォイニッチ手稿の記載は単語中の文字をアルファベット順に並べるアナグラム「アルファグラム」を用いて書かれたものだと考えました。そして、Kondrak教授らはこのようなテキストを解読するアルゴルズムを開発して解読を試みたところ、80%以上単語はヘブライ語の辞書にのっていることがわかりました。

「しかし、私たちには、単語を組み合わせることでどんな意味が生まれるのかがわかりませんでした」と語るのはKondrak氏。自分たちの発見が正しいのかどうかを確認するにはヘブライ語学者を探す必要がありましたが、ヘブライ語学者は見つからず、最終的に研究者らはGoogle翻訳を利用しました。

その結果、ヴォイニッチ手稿の最初の一文は「She made recommendations to the priest, man of the house and me and people(人々や私、そしてその家の男である聖職者に彼女は勧告した)」という、文章としては奇妙なものの、文法的には成立する形で翻訳ができたそうです。ただし、古代ヘブライ語の学者を見つけ出すことができなかったため、まだヴォイニッチ手稿の文章全体には謎が残っているとのこと。ヘブライ語に通じており、同時に歴史学者である人物を研究者らは求めています。

Kondrak氏は「ヴォイニッチ手稿の専門家らがこのような研究に親しみを持ってくれるとは思いません。彼らはコンピューターが自分に置き換わるものだとして恐怖を感じるかもしれないので」と語っていますが、一方で自分たちの研究が専門家らに受け入れられることを望んでいるとのこと。

なお、研究者らは今後、開発したアルゴリズムを他の古代の言語に適用していく予定となっています。

2018年01月30日 16時00分00秒
GIGAZINE
http://gigazine.net/news/20180130-ai-voynich-manuscript/
http://ai.2ch.sc/test/read.cgi/newsplus/1517596740/
34: 名無しさん@1周年 2018/02/03(土) 06:24:26.90 ID:NnXiN/XC0
>>1
いいね

44: 名無しさん@1周年 2018/02/03(土) 09:08:06.04 ID:pzLyD6Pv0
>>1
「ヘブライ語に似ている」
ここまではまあいいとして

「アナグラムに違いない」
「アルファベットを置き換える」
この時点で論理破綻してる気がするぞ

2: 名無しさん@1周年 2018/02/03(土) 03:40:47.23 ID:5GWRwIAR0
適当に書いたもんを分析しても無駄

3: 名無しさん@1周年 2018/02/03(土) 03:42:15.43 ID:MCtVIWVQ0
中2病の書いた創作物でもないなら病んでる奴が書いた意味不明な書物という結論に

4: 名無しさん@1周年 2018/02/03(土) 03:45:05.19 ID:207PtZ/N0
アナグラムっていうのはさすがに・・・

8: 名無しさん@1周年 2018/02/03(土) 03:53:31.87 ID:Xge69fjP0
文字のパターン解析でも全くのデタラメじゃない文章だってわかってるんだよな
わくわくするぜ

10: 名無しさん@1周年 2018/02/03(土) 04:04:25.65 ID:qT9tpl5p0
同じ単語の羅列にしか見えねえ

15: 名無しさん@1周年 2018/02/03(土) 04:13:38.27 ID:Usvncm1l0
あれ?
つい最近解読されたってニュースが・・・

18: 名無しさん@1周年 2018/02/03(土) 04:25:52.25 ID:DFF9IzHo0
>>15
解読不能の奇書「ヴォイニッチ手稿」、ついに解読!? 懐疑的な意見も続々
何度解読されれば気が済むのか……。評価は芳しくなかったようです。

http://nlab.itmedia.co.jp/nl/spv/1709/14/news093.html
特にITデータの暗号化を得意とするドイツの科学者フォン・クラウス・シュメー(Von Klaus Schmeh)氏は、反論記事を書くにあたり「ケネディ大統領の暗殺とヴォイニッチ手稿は、マニアと研究者によって幾度となく解決されてきた」と揶揄(やゆ)しています。

 こうした数多くの反論には、以下のような内容が見られました。

「自説に沿う2文節を抜き出し、当てはめただけのもの」
「これで5行以上解読できたら大したものだ」
「すでに試みられている解読法だが、今後役立つ可能性のある新たな視点は含まれている」
「解読法のひとつに過ぎない内容にも関わらず、権威あるTLSが大々的に“解読に成功した”と伝えた理由がよく分からない」
 結局のところ「権威と実績のあるTLSから“ヴォイニッチ手稿の解読に成功、その内容は健康法を紹介する医学書であった”と大々的に報じられたことで大きな話題を呼んだが、実際には解読説がひとつ提示されたに過ぎない」という程度の話であるようです。

43: 名無しさん@1周年 2018/02/03(土) 08:51:36.26 ID:OSKBSweP0
>>18
なんか、ネラーが解読しそうなシロモノなんだな(笑)

38: 名無しさん@1周年 2018/02/03(土) 06:39:42.54 ID:uCvjpxer0
アプローチとしては面白い
ヴォイニッチは自然言語をそのまま筆記したものじゃないだろうって話だったからこれが適用できるとは思えないが、契丹文字都下には使えそうや

47: 名無しさん@1周年 2018/02/03(土) 10:07:20.08 ID:+aW2atLC0
でも、考古学の凄い進歩になるかもな
解読できてない古代語いくつかあるだろ