1: ガーディス ★ 2018/03/26(月) 19:16:18.81 ID:CAP_USER9
 かつての総面積は6万7300平方キロで、世界第4位の内陸湖だったアラル海は、1950年代のソビエト連邦の農業政策によって、大部分が干上がってしまった。アラル海に注ぎこんでいたアムダリヤ川とシルダリヤ川が、綿栽培のために人為的に流れを変えられたせいである。

 注ぎ込む水量が減少したため、湖の塩分濃度は上昇し、豊富にいた淡水魚の数が減少し始めた。かつてアラリスクに多くの雇用をもたらしていた漁業は、1980年代に壊滅的な打撃を受け、人々は仕事を求めて他の地域へ移住せざるを得なくなった。地元に残った人々も、干上がった湖底による砂嵐などの局地的な異常気象と、砂ぼこりに含まれる化学物質による健康被害に苦しめられた。

「湖を破壊した人間に、自然が報復したのです」。アラリスク地方博物館と漁業博物館の館長を務めるマディ・ザセケノフ氏は言う。

 カザフスタンとウズベキスタンにまたがるアラル海は、わずか30年もたたないうちに元の面積の10分の1にまで縮小し、環境科学者をして史上最悪の環境破壊のひとつとまで言わしめた。残された湖は、北(小)アラル海と南(大)アラル海の2つに分断されている。ウズベキスタンにある南アラル海は、東から干上がり、一筋のごく小さな水域が西の端に残るだけとなった。

 一方カザフスタンの北アラル海は、幸い世界銀行などからの支援を受けて、8600万ドルの環境回復プロジェクトに取り組んだ。周囲を取り巻く既存の堤防を修復して流出を防ぎ、全長13キロにも及ぶコクアラル・ダム(堤防)をシルダリヤ川の南に建設した。2005年夏に完成したダムは予想以上の効果を上げ、わずか7カ月で水位は3.4メートル上昇した。当初は、この数字にたどり着くまで3年はかかると考えられていた。

 その結果、湖に魚が戻り、湖の近くに暮らす人々が増え始めている。政府の政策がアラル海の崩壊を引き起こしたが、その後、慎重な計画と研究によって少なくとも一部を回復させることに成功したというわけだ。

全文は下記で
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/c/032200079/
かつて中央アジアの巨大な湖だったアラル海が、60年ほどの間に10分の1以下の面積に縮小してしまった。左が 2000年8月、右が2014年8月の衛星画像。外側の黒い線は、1960年当時の湖岸線を示す。 
2014092602_600x450_600x450
ph_thumb (2)
ph_07
http://ai.2ch.sc/test/read.cgi/newsplus/1522059378/
32: 名無しさん@1周年 2018/03/26(月) 19:58:50.58 ID:BJKz7mmE0
>>1
漁獲量が増えたのは淡水魚の在来種とは別に海水魚の外来魚を放したから
環境が改善したからじゃないぞ

52: 名無しさん@1周年 2018/03/26(月) 20:50:08.25 ID:UiqU/Oz50
>>32
アラル海は塩湖だから、在来種も淡水ではないと思うが
確か湖が縮小したものだから、塩分濃度もかなり高くなったので
それに耐えうる魚を放したはずだがな

23: 名無しさん@1周年 2018/03/26(月) 19:43:28.48 ID:UiqU/Oz50
アラル海は、湖といっても塩湖だから 
海水だからね 
カスピ海とこの辺は一緒だ

22: 名無しさん@1周年 2018/03/26(月) 19:41:36.31 ID:++x2irl50
良かったねえ

9: 名無しさん@1周年 2018/03/26(月) 19:28:42.74 ID:EUmRR2Po0
すげえな
たった14年かそこらで干上がるんだ

14: 名無しさん@1周年 2018/03/26(月) 19:32:47.59 ID:R0tXv6Xr0
>>9
地中海も、ジブラルタル決壊後の三年くらいで満タンになったはず

29: 名無しさん@1周年 2018/03/26(月) 19:53:03.79 ID:lLWYcMfY0
>>14
歴史的にはほとんど同じかもだけど、Wikipediaみると200年程かかったようです
干上がった事があるのは知らなかったな

> 再び大西洋とジブラルタル海峡で繋がると、200年以上かけて海水が
> 流れ込み地中海が形成された

90: 名無しさん@1周年 2018/03/27(火) 02:11:43.26 ID:IGeY0lTA0
>>29

トータルの年数内で流入速度は一定じゃなくて
最初の数百年(一説には数千年)の間でチョロチョロと流入し続けて海峡を削り
ある一定程度まで削られたところで大流入が始まりそこから数ヶ月~数年でおよそ9割の水が流入したというのが主流説

だからどっちもあってるけどどっちも説明不足

ノアの洪水じゃねえか説があるがこのメッシニアン塩分危機の発生と解消は約550万年前でまだアウストラロピテクスも誕生してないから
仮にノアの洪水があったとしてもそのあとにも何度か起きてる地中海の海面変化のもっと新しいやつだね

31: 名無しさん@1周年 2018/03/26(月) 19:56:44.87 ID:wqFyQ3Z40
死海も小さくなってるんだよな

36: 名無しさん@1周年 2018/03/26(月) 20:18:25.71 ID:AKKLpIbo0
>>31
そうそう

35: 名無しさん@1周年 2018/03/26(月) 20:18:16.47 ID:QDkEXpwA0
6万7300平方キロというと
北海道より小さいが九州よりははるかに大きい

48: 名無しさん@1周年 2018/03/26(月) 20:43:02.56 ID:KSGEy+Tl0
古代の河内湖、中世の小椋池など歴史的に有名な湖沼が日本でもなくなってる。
内陸の大和や伏見がなぜ交通の要衝だったか今ではわからない。

56: 名無しさん@1周年 2018/03/26(月) 21:13:29.28 ID:JZAJO8eG0
>>48
伏見は水運

51: 名無しさん@1周年 2018/03/26(月) 20:48:56.89 ID:gKaZoxVi0
大アラル海を見捨てたからこその成果ではある

54: 名無しさん@1周年 2018/03/26(月) 21:08:35.55 ID:AYCoxJ1n0
>>51
大アラルは・・・無理だろうな

77: 名無しさん@1周年 2018/03/27(火) 00:52:34.57 ID:d02RsmYG0
やっぱ少し漁をやめれば戻るんだな

87: 名無しさん@1周年 2018/03/27(火) 01:52:00.38 ID:ixEA8YBb0
>>77
ダム造ったからやで
そもそも乱獲が原因じゃない

79: 名無しさん@1周年 2018/03/27(火) 00:54:42.91 ID:ZnfKFpJA0
ただ人類が干渉しなくても古代湖のような例外を除いて
そもそも湖にはおおよその寿命があって数百年~数千年といわれる

96: 名無しさん@1周年 2018/03/27(火) 06:46:57.96 ID:MaqiSIMb0
アメリカのコロラド川も海まで届かずにほとんど干上がってんだよね。 

終点が海だったから騒がれてないだけで、湖だったらとっくに消滅してる。

91: 名無しさん@1周年 2018/03/27(火) 02:39:06.25 ID:46I4CdN90
まさか回復するとは。ほんと良かったね。
水が遠くに去ったあとも住んでた住民が、塩分濃度の高い井戸水で腎臓やられて...とか、酷い状態だったもんなあ。

95: 名無しさん@1周年 2018/03/27(火) 06:31:29.61 ID:LZoTMKYZ0
『土の文明史』 デイビッド・モントゴメリー

1986年以前、ソ連は検閲によって著しい環境問題を隠していた。
中でも重大な問題が、アラル海の悲劇だった。
1950年、ソ連政府は地域をモノカルチャーのプランテーションに改造し、
「綿花の独立」を達成する大規模な取り組みに着手した。
ソビエトは栽培技術の改良、積極的な化学肥料と農薬の使用、灌漑と農業の機械化の拡大を通じて収量を大幅に増大させた。
1960年から1990年の間に、数千キロの新しい水路と600を超えるダムで、アラル海に注ぐ川から分水された。
当然、湖の縮小が始まった。
アラル海が干上がるにつれ、周囲の陸地も干上がった。
1993年には、数十年来続く分水で水位が17メートル近く下がり、むき出しの湖底が新たな砂漠となった。
1990年代の大きな砂塵嵐は、1500キロ離れたロシアの農地に1億トンのアラル海の塩類と土砂を落とした。
漁業と農業が共に衰退し、大量の人口流出を招いた。