1: 名無しさん@1周年 2016/06/26(日) 11:24:14.33 ID:JJbLvSvW0● BE:565421181-2BP(3000)
後世の人間まで騙し続けた不徳の男、豊臣秀吉の「大魔術」
国民作家、司馬遼太郎は豊臣秀吉のことを「史上、類を絶した大悪党」と呼んでいる。徳川家康を主人公とした小説「覇王の家」においてである。同じ作者の「新史太閤記」や「関ヶ原」を読んだ読者にとっては意外かもしれない。
私に言わせれば、関西人である司馬遼太郎はどちらかといえば豊臣びいきであり、関西人特有の「家康嫌い」についてもかなり賛成のように見受けられるからだ。
確かに家康は秀吉と固い約束を交わしたにもかかわらず、その死後あっという間に天下を乗っ取った。
しかも秀吉の子孫を根絶やしにした。ここだけ見れば家康の方が大悪党である。
しかしながら秀吉という男も実は褒められたものではない。
織田信長の天下を、信長が死んだ途端乗っ取ったからだ。しかもその過程で信長の息子の3男信孝を切腹に追い込み、その母と娘つまり本能寺の変以前は秀吉にとって「お方様」であり「姫」だった女性を自らの手で処刑している。まさに大悪党なのである。
これを読んでいるあなたは中年以上か、それとも若者だろうか? 中年以上の人ならば秀吉は「大悪党」などとは夢にも思っていない。むしろ子孫が滅ぼされた気の毒な人というイメージすら持っていないだろうか?
その点はその通りなのだが、一方で秀吉の織田一族に対する仕打ちというのは、まさに大悪党の仕業と言っていいのが歴史上の事実である。秀吉にとって信長は卑賤の身からとりたててくれた大恩人である。
いかそ
http://ironna.jp/article/3062
http://hayabusa3.2ch.sc/test/read.cgi/news/1466907854/
続きを読む
国民作家、司馬遼太郎は豊臣秀吉のことを「史上、類を絶した大悪党」と呼んでいる。徳川家康を主人公とした小説「覇王の家」においてである。同じ作者の「新史太閤記」や「関ヶ原」を読んだ読者にとっては意外かもしれない。
私に言わせれば、関西人である司馬遼太郎はどちらかといえば豊臣びいきであり、関西人特有の「家康嫌い」についてもかなり賛成のように見受けられるからだ。
確かに家康は秀吉と固い約束を交わしたにもかかわらず、その死後あっという間に天下を乗っ取った。
しかも秀吉の子孫を根絶やしにした。ここだけ見れば家康の方が大悪党である。
しかしながら秀吉という男も実は褒められたものではない。
織田信長の天下を、信長が死んだ途端乗っ取ったからだ。しかもその過程で信長の息子の3男信孝を切腹に追い込み、その母と娘つまり本能寺の変以前は秀吉にとって「お方様」であり「姫」だった女性を自らの手で処刑している。まさに大悪党なのである。
これを読んでいるあなたは中年以上か、それとも若者だろうか? 中年以上の人ならば秀吉は「大悪党」などとは夢にも思っていない。むしろ子孫が滅ぼされた気の毒な人というイメージすら持っていないだろうか?
その点はその通りなのだが、一方で秀吉の織田一族に対する仕打ちというのは、まさに大悪党の仕業と言っていいのが歴史上の事実である。秀吉にとって信長は卑賤の身からとりたててくれた大恩人である。
いかそ
http://ironna.jp/article/3062