2000: 名無しの司馬遷 投稿日:2000
山岡鉄舟の道場「春風館」は有名な荒道場でとんでもない荒稽古をさせた。入門者は満3年間1日も休みなく稽古を積むと、終日立ちきり二百面の仕合をする。これを無事におえると初級免状がもらえる。
さらに数年の稽古を積むと、3日間立ちきり六百面の仕合をやる。無事終われば中級免状。
さらにまた稽古を積み、今度は7日間立ちきり千四百面の仕合をやり、ようやく免許皆伝を許される。
この立ちきり仕合の間は外出一切禁止、三食は粥と梅干にかぎられ、仕合の相手は猛者、あるいは飛び入りの新手を選抜してあてたという。
だから立ちきり者は五体腫れあがり、血尿がでたという。