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1: 名無しの司馬遷 2015/07/22(水) 00:32:39.35 ID:3SmsLCFf0●.net BE:342992884-PLT(13000) ポイント特典
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地域 : 陸軍の至宝「永田鉄山」に迫る 早坂隆さんが評伝刊行

 戦後70年目を迎えるのを機に、諏訪市本町出身で、陸軍の統制派の中心人物だった永田鉄山中将(1884~1935年)の生涯を描いたノンフィクション
「永田鉄山 昭和陸軍『運命の男』」(文藝春秋)が発刊された。著者は、海外紛争地での取材で戦争の悲惨さを目の当たりにしてきた
ノンフィクション作家の早坂隆さん(41)=神奈川県=。「国防は、国民が考えるべき重要な要素。戦後70年、相沢(永田)事件80年の節目に、 戦争に至った経緯や理由、平和について考えてもらえれば」と呼び掛ける。

 陸軍の中枢で、実務家として陸軍改革に手腕を発揮、「陸軍の至宝」などと評された永田。著書では、永田の生涯を時系列で振り返り、 人柄や功績、国防観などについて紹介している。「徹底した合理主義者だが、ユーモアがあって部下からの信任が厚かった」永田は、 軍内での出身地による派閥間抗争の解消、国民の国防意識を高めるための体制構築に尽力。陸軍省軍務局長だった1935年、 派閥抗争により皇道派の相沢三郎中佐に斬殺される相沢事件の経緯などを伝えている。

 早坂さんは「相沢事件が、昭和史において大きなターニングポイントになった。ブレーキ役の永田が亡くなり、関東軍を含む陸軍の暴走が加速化した。
(統制派リーダーが)東條英機でなく永田だったら、先の大戦も違った形になっただろう」と指摘する。

 昨今の安全保障関連論議の活発化に期待する早坂さん。第1次世界大戦中のヨーロッパで軍事分野の研究に取り組み、
当時の日本国民の「国防意識の低さ」に危機感を覚え、国家全体で取り組む「国家総動員体制」を提唱した永田の主張に言及。
「永田は戦争を厭うからこそ、軍事に関する研究や分析を重ねた。国防の重要性を国民全体で論議し、共有したいと切に願った」と記し、
国民による議論の重要性を訴えている。

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